大人が泣く話
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高齢者の集いにボランティアで来た青年が、この本を自分で紙芝居にして語ってくれた。婦人が多い昼間の集いでした。皆、自分たちが付き合っている病を見つめながら聞いていた。また、青年にもおなじくらいの子どもがいるようで語りながら泣いていた。とても勇気をもらう内容です。著者とご家族と関係者の方、ありがとうございます。生きる勇気を頂きました。
涙が止りませんでした。
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たった9歳という幼さで、病気と闘いながらもお母さんへの愛と周囲への心遣い・・・ご両親の育児の素晴らしさが分かる手記でした。ガンと闘っていらっしゃるお子様をお持ちの方には、心に沁みるお話だと思います。
大事に生きてゆかねば
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ブックカバーを見るだけで涙が出そうになります。
自分に娘が二人いるというのもあり、小さい子供が
つらい目に遭うことほど悲しいことはないと思います。
できれば僕の寿命を少しでも分けてあげたかったくらいです。
一日一日を大切に生きなければいけない。
周りの人を大切にしなければいけない。
本当に強くそう思いました。
わたくしも心臓病とたたかっています。
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内臓疾患は人が外から見たのでは分かりません。そんな病をかかえておりますが
立派とはいえませんが50代をすぎて頑張って生きています。
わたくしは10年ほど前からわたくしの描いたイラストを病気のお子様やご家族が
mailでプリントしてよいか、あるいは原画を描いていただきたいなどなどずいぶんと
わたくしのfairyの絵が皆様の手にわたっています。数は800程だとおもわれます。
触覚のついたかわいらしいものやきれいなangal motherのものなど種類は沢山あります。
mailで心境を相談なさるかたもいらっしゃいます。一時はわたくしの体力に負えないときも
ありました。my websiteの一ページには重病のお子様の応援の言葉のページもあります。
お子様達は小さい体でりっぱに死を受け止められている方が多く、こちらが勇気をもらって
おります。亡くなられると聞かされて本当に言葉も無く華を手向けるばかりです。
このご本のお子様もきっとたくさんの愛情と勇気をご家族さまにのこされたのだと
おもいます。
小さな天使の言葉、ぜひお買い求めください。
推薦いたします。
強さ
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人は逆風が吹く中にいるからこそ強くなれるのでしょうか。
平和に生きているから弱くなるんでしょうか。
癌に侵され、想像もつかないような痛みに耐えているのは
たった九歳の男の子でした。
自分が辛い思いをしていれば、自分しか見えなくなるのは
当然のように思います。特に病気、それに子供なら尚の事。
しかし弱音を吐くどころか、周りを元気付けようとしているのです。
その一言一言はすべてが名言のように響きます。
自分なんて本当に甘えているんですね。
優しさや強さは物語の中だけじゃなくて
本当にあるんだなぁ…と実感しました。