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弓と禅

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福村出版
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:オイゲン・ヘリゲル/〔著〕 稲富栄次郎/訳 上田武/訳 出版社名:福村出版 発行年月:1981年11月 関連キーワード:ユミ ト ゼン ゆみ と ぜん、 フクムラ シユツパン フクムラシユツパン 7312 ふくむら しゆつぱん ふくむらしゆつぱん 7312、 フクムラ シユツパン フクムラシユツパン 7312 ふくむら しゆつぱん ふくむらしゆつぱん 7312
わかったような、わからないような、そんな禅問答のような本でした ★★★★☆
著者であるオイゲン・ヘリゲル博士は1884年に生まれ、ハイデルベルグ大学で講師を行った後、来日し、当時の東北帝国大学で講師の仕事に着きながら、東洋の禅に興味を持つ。

その禅を弓道というものから理解していく経過を綴った本だと思います。

呼吸法
放れ
自己自身からの離脱

読者の私が禅も弓道も知らないので、全てが新鮮な内容で驚きました。

特に弟子入りし、師匠との会話のあり様がまさに禅問答のようなのです。
5年以上もお稽古を積んだこの博士に師匠が段位審査の試験を済ませるように伝え、免状が授与されました。

読んだ後の感想は何かをつかんだ気がするものの、何もつかんでいないような気がする。
そんな一冊でした。
精神性を理解するに最適な一冊です ★★★★★
精神世界について、難しい本を読むよりも先ずこの本を読むのがよいでしょう。

私は「頭でっかち」なのか、なにをするにせよ先ずは読書から一歩を踏み始めるタイプです。昨今、精神性や全体秩序に興味を持ち、情報収集しているのですが、早い段階でこの本にめぐり合えて本当によかったと思っています。わずか119頁(35文字x14行/頁)のこの本ですが、なんとも言えぬ説得力(精神感応)があります。書かれていることが事実であり、かつ作者の精神性が非常に高いからこそ、数十年後の今、訳者を通して読んでもなお説得力が残るのでしょう。

たくさんの日本人に読んで欲しい一冊です。
読む力がある方には「珠玉の哲学書」であります。 ★★★★☆
弓師範・阿波研造さんのエピソードを紹介した本があり、哲学者のオイゲン・ヘリゲルというドイツの方(弓とどんな関わりが?)が書かれた本ということで手に取ることになりました。最初は、全く弓道のことを知らない人間が読んで面白いのかとの単純な疑問があったのですが、(私のレベルでは)読むのが非常に難解ではありながら、これまでの様々な思いが結晶していくというか、答えを見つけたというか。何度も立ち止まりながら、ヘリゲル氏が理解していくスピードに合わせて読み進めていきました。他にも剣道や茶道といった切り口から「悟り」を表現した本(この本より後に出版)を読んでいたのですが、一番わかりやすく書かれていると思いました。
日本人指数をはかるのに最適の一冊です。 ★★★★★
弓道の修行を通じて日本人のもつ神秘的な感覚を会得していく外国人の修行記です。

著者は、どんなものにでも理屈がなければならないと言う考えを持っています。
一方、師匠はどんなことも理屈で考えてはならないと教えます。

このまったく逆の考え方に混乱、錯乱しながらも、死に物狂いで修行し、その妙技を
会得し成長していくお話です。

これは一人の日本を知らない外国人のお話ではなく、西洋化した生活にどっぷりつかって
いる私達、現代の日本人にも当てはまる話しではないかと思います。

私は合氣道を学んでいますが、師匠の言われることはやはりこの本に出てくることと同じです。
力を抜いて自然体になった時に本来の力が発揮される。師匠と弟子のもつ技術の大きな差は
やはりそこにあると思えます。

自分の中の日本人指数をはかる上でも役にたつ一冊ではないでしょうか。
弓道人の座右の書 ★★★★★
弓道を学ぶ者で、知らない人はないと言われるほど有名な本である。著者オイゲン・ヘルゲルがわずか10年の期間に弓聖阿波研造からどのようにして弓道の真髄を学んだかが、著者の心の
葛藤とともに描かれていて、感動をおぼえる。この本を読むと、阿波研造がいかに偉大な人で
あったかが、読者のこころにしみこんでくる。
前衛堂 ★★★☆☆
岩波文庫の「日本の弓術」の関連図書。禅というモノについて、すこし分かった気がします。禅・・・いろんなところで応用が利くのでは?と思います。
GemScoop ★★★★☆
潜疑視を通じて自己の内なる仏性を見出すことこそ弓の道である。禅心の弓道心月流を熟年からはじみた筆者が、苦修練行の体験を通じてきわめた弓禅一如の妙境を語る。