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幻影博覧会 2 (バーズコミックス)

価格: ¥620
カテゴリ: コミック
ブランド: 幻冬舎
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"探偵モノ"はあくまで表の顔 ★★★★★
この作品は簡単に言うと、冬目景さんの定番「謎の美少女」×探偵モノですが私はこれは普通の探偵モノではないと感じました。これは誉め言葉であってそうでないのですがまず前者の所以はレビュータイトルです。今作では一応、探偵モノという舞台を設けてはいますが、物語の本筋は"真夜の謎"に関してだと思います。主人公(多分w)である探偵の松之宮の仕事「物語の表面上のメインである事件の数々」はあくまで松之宮と真夜が過ごしている日常で物語の背景でしかないということです。読者は物語を傍観者というよりか割と主人公寄りな視点から見守ることになっていると思います。 後者の所以は上記の通り探偵モノとしては本格的でないということです。読者も一緒に考えさせられるような感じではなく、ポンポンと事件が解決していくからです。それでも背景でしかないとはいえ一応は事件としての形は作り筋道をたててきちんと事件を解決しているのは流石だと思います。 そして、この二巻のラストは物語の第一次転機のような気がします。この物語が上記した通りの真夜の謎がメインテーマの作品だとして、尚且つ5巻、6巻と続いていくものだとすれば、序盤のこの展開は今後が物凄く楽しみな素晴らしい作品です。しかし一作品に集中できない冬目景さんなので、もし3巻で完結とかいう事になったら最終巻へ繋げる展開としては☆4つです。
真夜の謎より着物 ★★★★★
冬目景の久々の新巻。
つーか、このシリーズは前いつでたんだっけ?とか思ったら、
前巻は2年前、すっかり内容忘れてるよ。

真夜の謎にせまる、という展開で、
真夜は未来人?という感じですが。
そんなことはともかく、真夜の着物がかわいいよ。

羊のうたのときもそうだけど、
この人の描く着物はかわいいなあ。