4W4H
★★★★★
設計の基本は4W4Hで実施してきた。(c)O.K.
who: 誰が
when: いつ
why: なんのために
where: どこで
how many: どれ4くらいの数
how much: いくらくらいで
how long: どれくらいの間
本書は、自分の設計手引きと通じるものがあるので嬉しかった。
いままでにないタイプの本
★★★★★
前半は認知心理とか脳内生理学といった内容から
デザインを見るときに人がどのようなメカニズムで
見ているかを説明している。
人には色に影響を受けやすい人と形に影響が受けやすい人がいて
簡易テストなどもあるので、自分がどちらのタイプかがわかる。
中盤からは「カワイイ」とか「派手」といったデザインが
どんなデザインなのかを科学的な内容で分析していて
それがわかりやすくておもしろい。まさに目からウロコだった。
イラストも豊富。
全てのデザインを網羅しているわけでもなく
もっと実例がほしいなと感じるところもあるが、
かなりおもしろい内容だった。
ありそうでなかった色とデザインについての本
★★★★☆
よくある色で自分を変えようとかそういうカラーアナリストが書いた本と違って、心理学の”認知”をベース置いて論理的だから勉強にもなったしよく納得できた。インターネットのWeb製作とかやってる人は知らず知らず身についていることだが、企業で企画とか、広報とかやってる人で製作を発注している人、沢山あるオンラインコマースのショップをやっている人にすごく参考にもなって販売に効果的なページを作れるだろうからそういう方は必読。ただ派手にすれば目を惹くというものではなく人が好むデザインってあるのだなぁということがよくわかった。