中世の文芸と芸能の思想 日本思想史講義
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◇目次
中世の文芸と芸能の思想
中世的発想の根拠としての浄土思想と本覚思想
仏教思想と無常感の関係について
無常感は時代が進むほど希薄になる
無常感を示すとされる『方丈記』について
堀田善衛著『方丈記私記』を通して『方丈記』を見る
『方丈記』より、「古京はすでに荒れて新都は未だならず」
福原遷都時の混乱と東京大空襲後の状況は同じか
仁和寺の隆暁法印、京都市中の遺体の数をかぞえる
『方丈記私記』を宮崎駿がアニメ化したがっている
無常感をあらわすもう一つの代表作『平家物語』
行長以外の作者と擬せられる人々について
語物(かたりもの)としてどのように流布したのか
『平家物語』のあらすじ
センスのいいエッセイ集としての『徒然草』
『徒然草』第三段
『徒然草』第八十五段
『徒然草』第八十七段
『徒然草』第九十一段
『徒然草』第九十二段
『徒然草』第百三十一段
『徒然草』第百三十七段
『徒然草』にたいする凡庸な感想
芸能の一つとしての連歌について
連歌の発句について
発句から俳諧、さらに俳句へ
奥付
◇著者紹介
平山 洋(ひらやま よう)1961年(昭和36年)9月 ~)静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科助教。慶應義塾福沢研究センター客員所員。福澤諭吉協会会員。思想専門は倫理学・日本思想史。