単調な一、二巻と比べると面白いです。新キャラが登場し、りんねの心情にも変化が表れます。桜は気付いてないけど(笑)

でも、やっぱり単調というのは否めないかな。犬夜叉のように笑いとシリアスが上手く組み込まれているともっと面白いんですが。
まあ高橋留美子先生のことですから、これからもっと面白い展開があることでしょう。

貧乏以外に欠点もなさそうな珍しくおとなしめの？りんねくんですが
十文字くんの登場で恋や友情が動き始めたみたいで〜(笑）
すっごく楽しくなってきました！！
本題のお祓い模様も今後も３人のタッグでいきそう♪
そこらじゅうにあるオチにも大笑い！
サスガ！留美子さん♪と思わせてくれます。

いままでの高橋留美子先生の作品としては地味な作品ですが、犬夜叉のように、人がどんどん死ぬわけでもなく、らんまのようにいやらしい（？）シーンもないのが、読んだ後「ほっと」する作品です。

多分、アニメ・映画にもならないだろうし、３０巻を超える連載にもならないと思うのですが、あえて、高橋留美子ファンとしてはじっくり付き合えるいい作品だと思います。
あまりにも長期連載だとコミックスをそろえるのでも大変ですし、そろえても読み返すことがないですし。
アニメとかになるとグッズとか買っちゃうけど結局は押し入れの中。
それなら単行本のみでじっくり付き合えたほうが嬉しいです。

このような「ほのぼの」とした学園コミックが一番楽しく読めますね。

1巻の頃からと同じ感想ですが、今巻もゆるいコメディばかりですごく気楽に読めます。
無理に盛り上げようとせず、いっそシュールなまでの肩透かし感が心地いい。

1・2巻とクールな感じでやってきたりんね君でしたが、ここへ来て新たなライバルキャラ十文字君の登場により、人らしい感じが出てきました。
先生らしいラブ要素が加わって、探り探りが安定したような?まだちょっとビミョーではありますが。
内容・展開は今のところらんまっぽく気楽に読めますが、犬夜叉後遺症もあり、まだ方向性がつかみきれないというか、疑ってしまうというか…