離婚調停は話し方で変わる: 弁護士が離婚調停の伝わる話し方5つのステップを大公開 (ききょう出版)
価格: ¥0
口のうまさはいらない! それより、調停委員の価値観を知ろう。
調停委員に響く「話し方」が分かれば、離婚調停の流れを変えられる!
離婚調停であなたが話す相手は、夫、妻ではなく「調停委員」。
「調停委員」が納得できる「話し方」にはコツがあります。
「調停委員」とは,どんな人達か?その価値観は?
「調停委員」の価値観を知ることで,調停委員を説得するためのポイントが分かります。
900件以上の離婚案件に携わってきたプロの弁護士木下貴子による、
口のうまさではなく、調停委員を心底納得させる「話し方」。
調停委員を説得するのに、必ずしも口のうまさはいらない。
弁護士として裁判所や調停委員と長い間付き合ってきた経験と、知識に基づき、効果が実証された方法を紹介します。
調停委員に「説得」が上手にできない人にとっては、離婚調停は、思い通りにならない、つらいものでしょう。
本書は、誰にでも実践できる簡単な方法で、あなたの「話し方」を変え、離婚調停の流れを変えることを目的としています。
相手方である夫、妻の方が「口がうまい」から心配でしょうか?
しかし、調停委員の説得場面では、「話がうまい」ことは、かえって逆効果なのです。
それよりも、調停委員の「価値観」「考え方」を知り、調停委員に響く「話し方」を身につけることが大切です。
著者の経験を踏まえながら、そもそも裁判所という場所がどういうところなのか、調停委員の役割とは何なのか、という理論を組み込んだものが、本書の中核である「説得的な話し方」です。
これができれば、調停委員はあなたの話を積極的に聞いてくれるようになります。
本書を読み終えたとき、あなたは「相手の口がうまくても負けない!調停委員に響くために、本当に必要な話し方が分かった! 」と、自信を持てることと確信しています。
<本書の内容>
1 ステップ1 「話し方」の前に大切な「考え方」
~調停委員の「価値観」を知る~
・「話し方」を知っても、「考え方」を知らないと調停では失敗する
・調停委員・裁判所の価値観・「考え方」
・調停委員・裁判所の大切にする「原理原則」とは
2 ステップ2 「話し方」の3つのポイント
~調停委員に響く「話し方」のポイントをおさえる~
・ポイント1 話す内容の選び方
・ポイント2 話す順序の注意点
・ポイント3 どのような「話し方」を選ぶのか
3 ステップ3 調停委員に「話す内容」の選択
~調停委員に響く「話す内容」を選ぶ~
・調停委員が知りたいと思うこと
・調停委員が「養育費」の請求で話してもらいたい「内容」
・離婚調停で話すべき8つの要点
・離婚調停であまり話すべきでないこと
4 ステップ4 調停委員に「話す順序」の決め方
~調停委員に響く「話す順序」に並べる~
・沢山の事情の中から優先的に話す事を選ぶ基準
・親権を主張する場合の「話す順序」
・「話す順序」で気をつけるべき2つのポイント
5 ステップ5「話し方」で重要な「論理」と「感情」
~どのように話せば調停委員に響くのかを身につける~
・調停委員を説得するための「話し方」、大切な2つのポイント。
・なぜ,裁判所では「論理的な」話し方が必要なのか
・調停委員を説得する「論理的」話し方のコツ
・調停委員の心を動かす「論理」と「感情」の関係
・「感情」で調停委員の心を動かした具体例