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まいあ Maia SWAN act II 2

価格: ¥630
カテゴリ: コミック
ブランド: 平凡社
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懐かしい作品 ★★★★☆
幼い頃にSWANを読んで、バレエに憧れた世代なので、続編が出てる事を知り、1巻と同時に買いました。真澄とレオンを見られるだけで嬉しかったし、まいあは確かに感受性豊かなヒロインですが、真澄の成長のように、彼女がどう成長していくのか、母親の世代になった私は見守っていきたいと想っています。ただSWANに関係ない作品はいらなかった事で一つ減点しました。
点が辛い訳は… ★★☆☆☆
このシリーズは現実感より夢の部分が強い様です。シビアさや葛藤などがあまり無く、ダンサーの成長物と言える程ではない印象を受けます。
ある意味現実に疲れた大人のための少女マンガなのかも知れません。

しかしちょっと夢ゆめし過ぎな印象です。まいあって苦労知らずのお嬢さんなんですね。破格に恵まれた環境にいて、
殆どありがたみをわかっていないで、その程度って事で弱音を吐いているような。
両親は有名バレエダンサー、レッスン環境に恵まれ、オペラ座バレエ学校に入っていなかったら親のコネでデビューが用意されていたとは…。
オペラ座入らなくてもよかったじゃない、と正直白けました。

なのに、ちょっと友達と差が見えただけで、もうバレエをやる自信が無いとか言い出して、すぐそんな事を思ってどうしようとか葛藤しないんでしょうか。
名門校にいるありがたみがわかっていないで簡単に投げてるようで、正直イラッと来ます。
そんなで難関校の中でやっていけるでしょうか。ちょっとリアリティが無さ過ぎると思いました。
名門バレエ学校ならではの大変さとか、克服法とか、その辺をもっと出して欲しかった。
オペラ座バレエ学校自体の特徴なども何も出ておらず、舞台は他のバレエ学校でも同じのような気がします。

と、点が辛いですが、折角バレエに詳しい作者が描くバレエマンガなので、もっとこう…と思って色々書いてしまいます。作品や作者が嫌な訳ではありません。

関係ない昔の読みきりが50ページも入っていたのもよくありません。SWANマガジンが年4回しか出ないで、やっとまいあが
まとめて読めると思ったのに、他の物で水増ししないで欲しいです。
言ったら何ですが、この作者のマンガは、バレエ物以外はそんな特徴ない普通の物だと思います。わざわざ今再録する程の物ではないと思いました。
前巻よりおもしろくなっていると感じました。 ★★★★★
前巻でもレビューした者です。(よかったら前巻のレビューをどうぞ)
前の分よりおもしろくなっていると感じました。
元祖キャラが本格的に出てきていてカラんでいるということもあるかもしれませんが
新しい世代たちだけの場面も前より入り込める感じで、おもしろくなっていると思います。
今回の巻では葵さんが初登場です。葵さん変わってません、まいあには「葵おじさん」と呼ばれています(笑)
いつになるかはっきりとは分かりませんが、これから元祖キャラ達がもっとたくさん出てくるみたいです。(セルゲイエフ先生、ラリサ、シドニー、フェルナンドなど)
巻末のSWANとは直接関係ない昔のマンガのページ数が40ページ以上と、多いことが少し不満でした。

でも本編が面白かったので、また3巻も買いたいです。