働きながら子育てをし、「これでいいのだろうか…」と日々悩んでいた私にとって、本書はとても参考になり、また本書から働きながら子育てをすることへの勇気をもらいました。夫にも読んでもらおうと思っています。
子育ての環境や概念が国によって全く違うというのは興味深い事実です。フランスの出生率の高さは、その歴史や文化に大きく関わっていることを本書を読んで学びました。また同時に、女性が母になっても働き続けたいという願望があることは世界共通である、ということも学びました。
子育てのあり方を国際比較することは、今後のよりよい社会づくりの上で非情に重要なことであり、子育てに関わる当事者のみならず、会社役員や、結婚や出産について考えている若い人たちにも是非本書を読んでもらいたいと思いました。