興味無かったけど
★★★★★
宇仁田さんの漫画が全般的に好きで、自然なストーリー展開とさりげない感情表現がツボでよく買っていましたが、この『うさぎドロップ』だけは、恋愛じゃないし〜、私子供いないし〜、と思って全然手をつけていませんでした。全く興味のわかない主題設定で、ウケる年代や対象は絞られてくるだろうなあと思っていました。
発売からかなりたった今頃になって、何となく手に取ってみると、これがなかなか面白い。
子供がいない人にとっては、わかりにくい「親心」。子供を、自分のことより優先する。子供とともに生きる責任とは・・・?子育ては自己犠牲のもとに成り立っているのか・・・?
そんなムズカシイ、言葉にするのも何となくやりづらい問題を、宇仁田さん独特の「さりげなさ」で読者にしずかに語ってくれてます。
虐待の問題や、幼児連れ去り、幼児買春など、背中に寒気の走るようなニュースが多い昨今、親が子を思うとても大きな温かい気持ちに触れることができ、なんだか安心させてくれる作品です。
子供がいない人も、なんとなく、子供が出来てからの予習、という気分で読んでも損ではない作品でしょう。
何より、祖父の子供のために腹をくくり30代から自分の覚悟を決めてイクメンとなる主人公ダイキチはめちゃくちゃ魅力的です。宇仁田さんの漫画ではどうしてこうも男子が魅力的なんだろう。あんなのが傍にいたら絶対惚れると思いますね。
大吉ー!
★★★★★
おじいちゃんの娘を引き取るって、かなりあり得ない展開から始まりますが、読んでるうちに本当に素敵な関係の二人に見えてきます。
最初に誰がりんちゃんを引き取るかについて大人がなすり付け合ったり拒否したり、
実のお母さんに恋人?がいるとか、そのお母さんは本当に子供っぽい人だったりとか…。(すみません、1巻じゃないです)
大人のズルさ、痛さ、デリカシーの無さも痛感させられる。
そんな中で、大吉は、しっかりりんちゃんと向き合う大人で。
大吉みたいに、“親として”ではなく、“大人として”責任のとれるヤツは、理屈抜きでカッコいい。
このお話しは、驚くべきことに、
子供目線・大吉目線・周りの大人目線が全て書かれているんです。
(大吉目線中心ですが)
普通かもしれないけど、全て外れることなく、とても大切なポイントになってます。
そーゆーワケで、このお話しは、 繊細で・緻密で・痛くて・温かい そんなお話しです。
読んだ後に、宇仁田ゆみのすごさに圧倒されます。
もちろん好き不好きはあると思うけど、一つの作品として、お奨めします。
びみょー
★★★☆☆
じいさんの隠し子が6才の女子で、なぜか30独男が養育するっていう
現実には起こりえないような所から始まるワケなんですが
当然、普通の子育て日記にはならないのは、いいとして
数巻すすむとさしたるエピソードもなく、あっという間に10年すぎてて、
あれっ?主人公変わってるし!(養育者→娘)
今時の思春期の女の子(男も)の心理描写ってなぜか薄っぺらくて
(現実が進みすぎていて、妄想に耽る部分が少ないんだよね)
読みでが無い。物語全体もやけにリアルで波瀾万丈がないねぇ。
7巻まで大人買いしたけど、正直失敗したかな・・
オススメです!
★★★★★
何気なく手に取ったのですが
そんなにセリフが多くなくて気軽に読めることと
主人公が自分と同世代だということもあり
一気に全部読破してしまいました!
表紙絵の「りん」はもちろんですが主人公の「ダイキチ」も親バカっぽくてかわいいですw
女性コミック&子育て奮闘気ということで男性の方は敬遠しがちかと思いますが
自分と同じような三十代一人身の男性にこそ読んで欲しい作品です。
騙されたと思って読んでみてください。
癒されたい男も読むべき
★★★★★
女性コミックとはいえ、すでに男性が読むことにも抵抗はなくなってきているのではないでしょうか。
自分も男ですが、この一冊を読み終えた直後、全巻を注文していましたw
もともと、こういったタイプのマンガはあまり知らなかったのですが、他にも父子の子育てもののマンガを買ってしまうくらいにはまりました。
自分もこのように必要とされる存在になれたのなら、それは幸せなことだろうなぁという、一種の癒しを求める心境に近いのかもしれません。
読後、やさしい気持ちになれること請け合いです。
どこにでもいそうなサラリーマンがひとりで子供を育てる……現実では大変なことでしょう。
同系統の他のマンガでもあったことですが、りんという子供はかなりしっかりしているため、本当に大変な部分については意外と語られていなかったりします。リアルな子育て記などとは違うと考えた方がいいでしょう(母にも読ませましたが、同意見のようでした)
自分も思わず、こんな子供ほしいなぁなどと思ってしまいますが、もしもそれがかなったとしても、そう上手くはいかないでしょうね。
そういった面では、あまり影響を受けすぎて欲しくないなぁと思いますw
しかし、このマンガを子育てマンガとしてリアルでないから駄目、と文句を言うのは的外れでしょう。
ひとつの作品として、とても綺麗で優しい話ですし、一人の男が子育てを通してどう成長するのか、そういった面で読むのもありだと思います。良い意味で万人にすすめられるマンガですね。
人生について悩んでいる人がこれを読み、「あ、こういう生き方もありか」と、そう思えるような作品ではないかと思います。
効能といっては何ですが、店などで騒ぐ子供を見ても、優しい気持ちになれます。
心のサプリメントなんていかにも臭いですが、そんな気持ちになれたことは事実です。気休めの栄養剤を何千円も買うよりはコストパフォーマンスがいいでしょうw
いつもみちくさ
★★★☆☆
突然、子どもと暮らすことになったら……
純粋な女の子とそれに戸惑う30歳男のほのぼのした暮らしぶりを堪能できる一冊。
好きだから
★★★★★
この本のあらすじは、と言いたいところですが正直読んでいただけた方が嬉しいです!
既にコミックの方は完結してますが、最近アニメ第1話が放送されました。これからどうなるか楽しみです^^
映画化にもなり近日中に上映との事…
内容が好きなのでコミック、アニメ、映画どれもオススメですが...出来ればコミックを読んで欲しいと思います。
この本を読むことで、読んで頂けた方々に私の感じた事や感じることの出来なかった事など色々な事を感じて頂けたらと今回皆さんにご紹介させて頂きました^^
男女問わず楽しめると思います。
是非ご覧になってください。
シンプルライフのススメ
★★★★★
りんちゃんが可愛い。
ダイキチは理想の男性です。
映画では芦田愛菜ちゃんと
松山ケンイチさんが
りんちゃんとダイキチ役です。
個人的にはイメージ通り。
映画もアニメも、早くみたいです
真桑瓜堂
★★★☆☆
大吉が好きで、りんも好きなので、全巻そろえようと思います。ノミタイナでもするし、映画もするね。
レンガのお家
★★★★★
読めばわかる!読めっ!!
マニマニ
★★★★★
案外、この世界も悪いもんじゃないってりん、君はしっているかい―――?祖父の隠し子・りんを育てることになったダイキチ6歳児と30男が繰り広げる、なごみ系ちぐはぐ☆LIFE
ニジゲン
★★★★★
30歳独身サラリーマンの大吉が祖父の隠し子のりん(6歳)と暮らす事に!
いきなり幼稚園児の育児をする事になり、初めは不安ばかりだったが、りんと徐々に家族になっていく。。。
家族愛で胸が暖かくなります。
お天気屋
★★★★★
親子ではないんですが、りんを大事に思うダイキチ、ダイキチに懐くりんが良いし、かわいくて癒されます。
「漫画道楽上等!」エビスヤ書店
★★★★☆
男も育児にゃ悩むべきだよな?!と(私だけかもしれないが)真剣に考えさせられる作品。表紙の可愛さだけがウリの漫画じゃないですよね。コレは。説教臭い作品ではないのですが。主人公(?)ダイキチにエールを送りたい。ま、私も先ずは結婚だし、相手探しなんですけどね…。涙笑。
瓢箪から駒書店
★★★★★
たかが漫画と侮る無かれ。この本はリアルに今の保育所状況や働いての子育てについて描かれてます。そしてすごいのが面白いんですこの本っ!
【内容説明】自分より年下(しかもそれが6歳児)の叔母さんがある日急に出来たらどうします?それもその子は自分のおじいさんの隠し子で、皆から疎まれていたら…。これは死んだおじいさんに良く似た孫(30歳)がおじいさんの隠し子を引き取って育てる現代の子育てドラマです(ちょっと嘘)。読んで損はしません。超お勧め、★5つ以上ですよー!
夢幻紳士
★★★★★
懸命に生きる幼児と、それを支えようとする(血縁上の)甥(だが親代わり)の心あたたまる物語。
ヒトリゴト風味
★★★★★
案外、この世界も悪いもんじゃないって。りん、君はしっているかい―――?祖父の隠し子・りんを育てることになったダイキチ。6歳児と30男が繰り広げる、なごみ系ちぐはぐLIFE。