『よかったら、今度いっしょにご飯でも行かない？』

勇気を出して送ったLINEに、返事がこない。

この物語の主人公「ユウキ」は、特別にブサイクなわけでも、コミュニケーションがあまりにも苦手なわけでも、救いようがないほど貧乏というわけではない。

ただちょっとだけ、「オシャレ」に目覚める時期が遅かっただけで、イケメンや美女の住む世界から振り落とされてしまっただけなのだ。

リア充の世界には当然のように手が届かないけど、ひょっとしたら、なにかのきっかけで届くかもしれない。だけど彼女はもう２年もいないし、最近女の子とふたりでご飯を食べたのがいつなのか思いだせない。

そんなユウキのもとに、大学時代のイケメン先輩「リョウタ」が現れてから、少しずつユウキの人生は変化していく・・・。


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この物語の主人公「ユウキ」は、過去の僕の姿です。

「もったいない男子」だった僕が、世の「もったいない男子」に送る、イケメンになるためのサクセスストーリーです。

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第一章　いつものように負け組
第二章　一度話しただけの先輩
第三章　イケメンはつくれる
第四章　足元の星空。
第五章　落涙