働く意義の見つけ方
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民間企業の社員が、新興国へ数カ月間にわたって赴任し、
現地の社会課題に取り組むNPOや企業の一員として、
本業のスキルを使って現地の人々とともに課題解決に取り組む、
「留職(りゅうしょく)」というプログラムを提供している、
クロスフィールズ(特定非営利活動法人)。
いわば「民間企業版の青年海外協力隊」とも呼べる取り組みだ。
これまでパナソニック・日立製作所・日産自動車といった
大手企業を中心に25社以上がプログラムを導入、
100人以上の日本のビジネスパーソンが、
アジアの新興国で社会課題の解決に取り組んでいる。
このユニークな取り組みを行うクロスフィールズ代表理事の
小沼大地氏の初の著書である。
小沼は大学卒業後、青年海外協力隊として中東シリアに派遣される。
その後、マッキンゼーに転職、同期でいち早く昇進のオファーを受けるも、
起業を決意。最終出社日の3月11日に大震災に遭い、波乱のスタートを切る。
その後、100戦100敗の営業活動などの苦労を経て、現在の躍進に至る。
本書では起業までの本人のストーリーと、
実際の「留職」経験者のエピソードを紹介しながら、
自分の今の仕事に意義を感じ、想いと誇りを持って働くための、
仕事を「志事」にする流儀を紹介する。