すぐに指せる! 角交換四間飛車(将棋世界2017年12月号付録)
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※将棋世界2017年5月号より、本誌巻末に『別冊付録』を合本しています。本商品は付録のみをご必要とされる方のための商品です。
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角交換四間飛車という戦法について、基本的な駒組みから、相手の囲いや構えに応じた仕掛けや狙い筋まで、できる限りわかりやすく紹介していきます。皆様は、角交換四間飛車にどのような印象をお持ちだろうか。振り飛車党の方でも、狙いが見えづらかったり、手損したりすることに抵抗がある方もいるかもしれない。しかし、それを補って余りある長所がある。互いに角を手持ちにして駒組みをするので、居飛車にだけ一方的に穴熊に固められることもなく、急戦をされて角を狙われる心配もない。そのうえ、覚えることはさほど多くない。今回、居飛車の囲いは矢倉と銀冠を取り上げたが、この2つ以外は実際にあまり見かけることがない。相手の作戦に左右されることなく、自分のペースで戦いやすい戦法でもあるのだ。振り飛車の中でも角交換型はさほど定跡化が進んでおらず、まだまだ開拓の余地がある分野だと思う。この付録を読んで基本を覚えたら、実戦で試して新たな工夫をして、自分だけの角交換四間飛車を完成させていただければ幸いである。(はしがきより)