マンガでわかるやさしいCADと3Dプリンタ
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週末に自作3Dデータをプリント生活始めませんか?
思い通りの物を作れる3Dプリンタは一度は使ってみたいと思われたけど二の足を踏んでいる方も多いはずです。あるいは既に買われているけど最初にダウンロードしたデータを印刷しただけという人も少なからずいらっしゃると思います。その壁となっているのが3Dデータを作る作業です。
この本では、簡単な3Dプリンタの説明はありますが、主眼を最も簡単な3Dデータ作成ソフトである TinkerCAD においています。日本語版も出たネットベースのインストール不要のです。ユーザーインターフェースは直感で使えます。そうは言っても何をどう使うのかわからない。そうゆうユーザーを対象にマンガでわかるTinkerCADの入門書です。
マンガの主人公は異世界の勇者として帰還した東都工業大学のケント君でヒロインはケントを守るためと称して異世界から来た魔族の王女サアヤです。サアヤが3Dプリンタに興味を持ったところからお話が始まります。時々異世界から魔物がケントを襲いに来ます。わくわく冒険ストーリーも楽しめます。
この本をさっと読めばおおよそのTinkerCADの中身が理解できます。後は使いながら遊んでみてください。使ってみることがTinkerCADに慣れる一番の方法です。
最終話には組み立て式の格安プリンタの組み立てから稼働までも写真とマンガで示しています。この本が皆さんの楽しい3Dプリントライフのきっかけになれば幸いです。
著者紹介
東京工業大学 工学院 機械系 教授 轟章(執筆時)