おたくが世界をかえる。おたくあがり。第2弾『E(ペンシル エナジー)』: 「おたく」という名の社会不適合者たちが、社会の常識に抗って大きな成果を上げているのがWEBコンサルティング会社・ペンシルである。ペンシルのコンサルの現場は、得体の知れないおたくのエネルギーの坩堝である。成功という事件は、会議室で起こっているのではない。世間から少しだけズレた、おたくの現場で起こっているんだ! ... すごい!おたくのあがり方「おたくあがり」WEBコンサルティング企業・ペンシル研究本
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もう得体が知れないわけである。電車を追いかけ全国を巡る撮り鉄の連中のパワーは何処からくるのか?コミケと呼ばれるイベントに何十万人も押しかけ何億もの市場が形成されるエネルギーは、日本をホントにクールにしているのか?常人にはわからない。
ペンシルの現場にも、間違いなくこの得体の知れないエネルギーが満ちている。言い方を変えると、少し世間からはズレている。なんで?そこに?それほど?執着するかわからないことばかりである。
創業して20年。グループ売上は、25億円。ネットショッピング市場の拡大とともに特筆される企業へと成長している。成功の要因は何か?どうして25億円企業となったのか?読み解くキーワードは、そういう得体の知れない「おたく」である。
そういう人材が大手メーカーのWEBコンサルの現場に立っているのである。『おたくあがり』である。決して派手なことは言わない。できもしない数字を掲げたりしない。できるであろう数字をコツコツとひとつずつ追求する「おたく」の「コンサルタント」である。
この書籍は、ペンシル研究読本の第2弾である。ペンシルの現場に満ちている「エネルギー」を追求してみた。おたくに正解はないのである。ゴールもない。突き詰めていくだけである。そのときの満足感が全てである。だから、結果もついてくる。ペンシルの現場は、おたくのエネルギーの坩堝である。世間から少しだけズレた、おたくの現場で起こっていることをご堪能いただきたい。
著者である有限会社ペーパーカンパニーの代表である中村修治は、福岡では知る人ぞ知る「人妻研究家」であり「おたく研究家」でもある。独特の執筆スタイルには、ファンも多い。その著者が、いちばん身近な立ち位置で、いちばん冷静にペンシルという企業を分析する。その筆致は、愛情深く、読んで笑い泣くこと必至である。