西遊記を描いた作品は数多くあり、アニメ、TVドラマまで含めると
いろいろなイメージが浮かんでくる。
今一度、絵本で読んでみようとするなら本書がお勧め。

現在活躍中の中国人絵本作家コンビによって、新たな息吹きを得た
西遊記の世界へと入っていくことができる。

今回は孫悟空の誕生から、お釈迦様に山の下へとじこめられる
というエピソードまで。舞台の中心は天界となり、おなじみの
三蔵法師、猪八戒、沙悟浄の登場はまだ先となる。

それでも約30cm四方という大きな画面を生かし、所狭しと暴れまくる
孫悟空は一見の価値あり。全３巻にまとめられているようですね。
次巻はまだ読んでませんが、おおいに期待してイイでしょう。