世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援
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誰だって、一度は思ったことがあるだろう。今この瞬間にも、世界には紛争や貧困で苦しんでいる人がいるのはなぜなのだろうと。その人たちのために、自分にできることはなんだろうと。
僕は、世界を無視しない大人になりたい。 —本文より抜粋
ある日突然誘拐されて兵士になり、戦場に立たされてきたウガンダの元子ども兵たち。終わりの見えない紛争によって故郷を追われ、命からがら逃れてきた南スーダンの難民たち。
様々な葛藤を抱えながらも、"世界の不条理"に挑戦する22歳の大学生がアフリカで見た、「本当の」国際支援とは。アフリカで紛争が続く背景も分かりやすく解説。今を強く生きる勇気が湧いてくる、渾身のノンフィクション。
<目次紹介>
はじめに
プロローグ 手が震えた
第一章 アイーシャさんとの出会い
第二章 約束を守れるか
第三章 3万人の子ども兵たち
第四章 本当に意味のある支援
第五章 立ち上がる元子ども兵たち
第六章 忘れてはいけないこと 南スーダン難民との出会い
エピローグ 世界を無視しない大人になるために
<著者紹介>
1994年生まれ。早稲田大学卒。特定非営利活動法人コンフロントワールド代表理事。
大学1年時に参加したスタディーツアーで物乞いをする少女に出逢って以来、「世界の不条理に挑戦する」という信念を持って国際協力活動に取り組む。一年間のアメリカ留学では国際関係論を専門に学び、帰国後には赤十字国際委員会(ICRC)でインターン生として活動。その後、認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターン生として、ウガンダの元子ども兵社会復帰支援など携わる。また、月間利用者数1500万人以上のハフポスト日本版でブロガーを務める。
2017年5月にコンフロントワールドを創設し、南スーダン難民支援事業の立ち上げ、また出版や講演を通じた啓発活動に取り組む。その様子はTBS、読売新聞、神奈川新聞など各種メディアにも取り上げられている。2018年3月、早稲田大学の学生褒章で最も名誉ある小野梓記念賞を受賞。