某フェス会場、圧倒的アウェイなムードでも
笑顔で歌っていき最後に歌ったのが「トイレの神様」

それまで知らない歌手が出てきたと休憩ムードで座り込み酒を飲みながら
次の演者が早く出てこないかと退屈そうに聴いていた面々が
大粒の涙を零し鼻を啜る光景は彼女の歌の力を思い知らされました。

もちろん自分もその一人。
帰り道、フェス会場に出店されていたレコード店にて即購入。

彼女の魅力が現代人から失われつつある「なにか」に訴えかける
バラードにあるのは分かるが
わずか6曲のミニアルバムならばもっと曲調の違う曲を入れて
幅を見せても良かったかもしれない。

それだけは少し惜しく感じるが、
どの曲も文句のないクオリティのため問答無用の★５つ！


願わくば、判子のように同じ曲調を量産し
一気に飽きられてしまう使い捨て歌手にならない事を祈りたい。。

とあるテレビ番組で彼女が「トイレの神様」を歌っているのを聴き、虜になりました。
最近は純粋に詞で共感できる歌が少なくなってきているように感じています。
その点、彼女の歌はすばらしい。
「トイレの神様」は、自分が最近立て続けに２人の祖母を亡くしただけに、感情移入してしまいます。
自分の思いと重ねることで、歌って何倍も大きな存在になるんですね。
「トイレの神様」だけでなく、ほかに収録されている曲もどれもすばらしく、過去にリリースされているアルバムも買ってしまいました。
彼女の歌はそれだけひきつけるものがあります。
ありがとう。

「トイレの神様」というある意味規格外の曲がヒットしたことが彼女のキャリアをどう左右するのか（しないのか）は、
もうすこし時間をみなければなりませんが、歌にせよ映画にせよなんにせよ「泣ける」＝「いい」という図式があまりにも
定着している昨今、この曲の評価も、そこんところどまりな感じがあるのが気になります。
だって、いまどき珍しくめっちゃいいシンガー・ソングライターなのに。
確かにぐっとくるところはあります。が、メロディは長時間の弾き語り然としていて、詞はたまに引き合いに出される
「さだ○さし」ほどの器用さは感じません。ただへんな工夫はしていないので覚えやすく、すなおに自分のことばで歌っているぶん、
なぜおばあちゃんと暮らしたのか、という解けていない謎以外は、誰もが理解・共感しやすいものとして届いたのでしょう。
がしかし、「トイレの〜」の発表前から彼女を知る人には、この曲での彼女の扱われ方は本意ではない（たぶん本人がいちばん驚いてる？）
のでは、と思う人も少なくない気も。
これまでの彼女の曲、とくにバラード系を聴くかぎり、彼女の声は「泣かせ」よりも「切なくさせ」の力が強い。 また「いやし」という
ことでも、荒井由実のカヴァー「やさしさに包まれたなら」の短い時間でもじゅうぶん得られるでしょう（ちなみに、これは最近はやりの
いわゆる＜コピー＞ではなく、堂々と＜カヴァー＞といえるものです）。
切なさの川から、涙の海に出た植村花菜。関西系の勢いでますますメイクが濃くなって、べっぴんさんになりすぎないよう、
トイレだけじゃなく部屋もきれいにして、デビューアルバムの写真でも飾って、初心、忘れんといてや、たのんます。
それはそれはたくさんの熱心なファンが、あんたの歌を楽しみに聴いとるんやで。

優しくて気持ちの良い歌声。
切なく、可愛いらしく、爽やかに、聞かせてくれます。
関西弁なのがまた面白くて良いね。
自分はおばあちゃんに育てられて２年前に亡くしたばかり。
子供の頃や思春期はワガママして祖母を悩ませ困らせていたので、
どうしても涙が出てしまい『トイレの神様』をまともに聞くことが出来ません。
しかしもちろん神様きっかけでファンになったクチですが。
神様以外の曲も本当に良い曲ばかりなので是非聞いてみてください。

正直、トイレの神様目的で購入したけど他の曲も聞いて完全にハマりました(^o^) トイレの神様ばっかりがクローズアップされてますが他の曲も良い曲ばかりです。他にもトイレの神様きっかけでファンになった人は多いのでは? ちなみにこのCDには収録されてないけど『シャララ』(春の空に収録)を毎日聞いて元気もらってますo(^-^)o