アメリカ大統領選挙後、世界はどう変わるか

長谷川慶太郎氏と田原総一朗氏が2018年の世界を予測する。
アメリカ大統領選挙後の世界は果たしてどうなるのか。
ＥＵ問題から中国を中心としたアジア情勢のいまと未来、朝鮮半島の３８度線問題、アベノミクスと安倍政治の行方、世界的な金融業界の消滅、ロシアの今後まで、波乱が予想される2018年を二人が占う。

●目次
はじめに　田原総一朗
第１章アメリカ新大統領の誕生
　１　トランプ新大統領の誕生
　２　マスコミはなぜクリントン贔屓だったのか
　３　トランプ巻き返しの理由
　４　男女の対立が大統領選挙に与えた影響
　５　リベラルからポピュリズムへの変換
第２章ユーロ経済圏は崩壊する
　１　ヨーロッパの金融危機
　２　ドイツ経済が強い意外な背景
　３　世界的な金融危機発生の予兆
　４　イギリスのＥＵ離脱は失敗か？
　５　世界はデフレ対応が求められる
　６　世界の流れはリベラルからポピュリズムに変わる
第３章大激震を迎えるアジア
　１　中国はどこにいくのか
　２　フィリピンはなぜアメリカに敵対しているのか？
　３　北朝鮮が中国の弱点
　４　伝統を大事にしない韓国経済の末路
第４章日米安全保障はどうなるか
　１　日米安全保障は変わるのか
　２　日本の自動車産業はどうなるか
　３　日本はデフレを脱却できるか
　４　取り付け騒ぎを食い止める
　５　深刻さを増す豊洲問題
第５章もう一度、潰れるロシア
　１　目前に迫る共産主義国家の瓦解
　２　「ソ連」に戻ってしまったロシア
おわりに　長谷川慶太郎