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ハイブリッド (文春新書)

価格: ¥788
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:木野竜逸/著 出版社名:文芸春秋 シリーズ名:文春新書 692 発行年月:2009年04月 関連キーワード:ハイブリツド ブンシユン シンシヨ 692 はいぶりつど ぶんしゆん しんしよ 692、 ブンゲイ シユンジユウ ブンゲイシユンジユウ 7384 ぶんげい しゆんじゆう ぶんげいしゆんじゆう 7384、 ブンゲイ シユンジユウ ブンゲイシユンジユウ 7384 ぶんげい しゆんじゆう ぶんげいしゆんじゆう 7384 この春いよいよ、トヨタの、3代目プリウスが発売になります。初代デビューは、京都会議が開かれた1997年。プリウスは、環境対応型「未来のクルマ」と、世界的喝采を受けました。しかし、「燃費2倍」、動力源にエンジンとモーターを併用するハイブリッド開発は、まさに「クレイジー・プロジェクト」でした。しかしこれをトヨタの技術者たちは、わずか2年で成し遂げます。開発の中心メンバー延べ10余名に徹底取材を行ない、誕生
透徹した未来意思を ★★★★☆
 トヨタに逆風が吹き荒れ、アメリカ、ハリウッドではエコカーとして敬意を一身に浴びていたプリウスが乗り捨てパフォーマンスされています。
 本書は、開発の凄さと危うさが同居することを感じさせます。前人未踏な技術を製品化するには、トップの崇高な使命感、技術者の狂気と熱情が共鳴しなければ達成できない。製品化して軌道に乗ると、潜在的なバグに鈍感になりがちですが、事業拡大とコストダウンと利益追求の波に飲まれて、着実な技術開発や技術熟成が手薄になり、気がつくとトヨタは危機に瀕しているようです。
 本書の主人公の内山田竹志氏は、トヨタ幹部として最新版プリウスの完成度を高めるために、何か出来なかったのか? 巨大組織の意思疎通の難しさがあったのか? 今後、プリウスはどうなるのか? かってプリウス開発を命じた、あの透徹した未来意思はDNAとして引き継がれるのか? 興味深いです。
 個人的には、ただ守りに入るのではなく、既成概念を破る新しい革新的なエコカーの開発が始まり、実現されることを期待しています。
おためごかしの無批判本 ★☆☆☆☆
放送、新聞、出版等全てのマスコミは、スポンサーとしてのトヨタの影響力を恐れ、トヨタ批判の記事をほとんど紹介しない。
むしろ褒めちぎりばかりだ。

本書も同様。
著者がフリーの記者とはいえ、批判本だったら出版されないし、次の仕事も来ないから仕方ないか。

プリウス開発物語の中に、トヨタの非凡さと、寛容さ優秀さを随所にちりばめほめている。

しかし「休みは返上」「寝袋を持ち込んで仕事」「朝は5時には出社」・・・。
行間から相変わらずの軍隊的社風が垣間見られる。
トヨタ絶望工場の30年前と少しも状況は変わっていない。

トヨタの多くの商品は、こうした人権を無視された多くの人の犠牲の上に成り立っているということだ。

丁寧な取材に裏付けられたドキュメンタリー ★★★★★
今や知らない人はいない「ハイブリッド」という名詞が、いかにして人口に膾炙されるようになったか、ドラマトゥルギーをもって実感できる良書です。
また、全体的に丁寧に取材している印象があり、私のような自動車オンチにも分かりやすい記述に昇華され、一見、無粋な感じを受けるタイトルの割りに、奥行きがある内容です。
さらには、情報的には環境本あるいはビジネス書のような側面もあり、この際、より多くの人に紹介したいというのが、読後感でした。クルマ社会の未来についても考えさせられました。
筆者に感謝。次回作を期待したいです。
生々しくていいです ★★★★★
表題だと判りにくいですが、初代プリウスの開発物語です。
あまりカッコ良くしようとせず、けっこう泥臭い部分をしっかり書いていていいですね。
経営陣のムチャクチャな要求になんとか応えようとする開発者たちの姿が涙を誘います。
電池ラインの立ち上げなんか泣けますよ。
3代目プリウスが大ヒットしてますが、そのルーツがここにあると思いました。
新書版プロジェクトX 「プリウス開発物語」! ★★★★★
 今、大人気となっているトヨタのプリウスがどのように開発されたのか、そのプロジェクトの立ち上げ、リーダーに任命される人たち、開発の山場、大量生産前の苦境、爆発的な人気とさらなるマイナーチェンジ。多くの開発エンジニアたちが時に不安に落ち込み、それでも不可能を可能にしていく姿を描くプリウス成功物語。背筋がぞくっとするくらい気持ちがいい。あるエンジニアは語る「仕事をしてムチャクチャ楽しかった」、なかなかこの言葉は言えないだろう。プロジェクトマネジメント、組織論としても示唆に富む。