すごい取材力
★★★★☆
豊富な写真と熱心な取材と研究の成果?俗っぽいセールスマンの無知な知ったかぶりの話を入れてから芋の話を展開するのに結構自然な流れなのは感服した。まあ、写真が多いにも拘らず誤字があったとか(細かいね俺)、1章1項の1文だけだけど局所を持って全体を決めてしまうとか(他は気にならないが結論を急ぐくせが筆者にありそうな、全体にそんな文章)は気になったが、イギリスの台所事情丸齧りとまではいかないけど結構興味深い読み物だった。手軽にイギリスの文化が嗜める。100ページ強なのは物足りないかもしれないが、1週間あれば読めるし。
12レシピつき。
「へぇ〜」の連発
★★★★☆
イギリス台所の、お洒落の向こうに見える機能性。
見習いたい!!
ついでに、イギリス料理番組や映画に見るお洒落なキッチンが、
単なる演出ではなくごく一般的なキッチンであったことがわかった。
減点理由は、写真の挿入が本文の邪魔になっていること。
「オーブンが大」→「写真(見開き2p)」→「活躍なのである。」
みたいに、ページをめくる度に写真に邪魔をされ、
その度に読解が中断してかなりイライラさせられた。
カラーページが多いのに、肝心のレシピや料理写真がナシまたは白黒なのも不満。
キッチンと幸福の関係
★★★★★
英国のキッチン事情をたくさんの事例や写真と共に紹介した試みは大正解。
井形さんの本を読むに付け、とっても見たかった細部の仕組みが「なぜこうなるか」
という彼女独特の噛み砕いた文章でよく解った。
この著者は、常にイギリス人の、いや人の生き方に触れる。
テーマは違えど、この3部作は、そんな暮らしと幸福感をきっちりと伝えている秀作。
軽く読めて、濃い中身だった。
井形さんの本
★★★★☆
井形さんが本を出すと即日買い即日読み!
この本ならすぐ読めてすぐ参考にできる。
写真がたくさんでふむふむ納得しながらどんどん進みます。
期待どうりの内容で我が家の食事メニューがオーブンものになりそうです。
わが家の(汚い)キッチンに希望の光が!
★★★★★
わが家のキッチンをリフォームしようと見積もりを依頼していた時期だけに、とっても参考になりました。
写真の美しさ、キッチンの歴史など、内容の濃さに満足度大!です。
さっそく掲載されていたアーガ(日本では手に入らない?)を購入したいと思っています。
目からウロコのアイディア満載、読みごたえ、見ごたえ充分なので、
リフォームしようと思ってる人にも、インテリアに凝る人にもオススメできる一冊です。