ドローンレース入門: もう悩まない!マイクロドローンからレース用ドローンまで徹底解説
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時速150kmを超えるスピードで飛行するドローン。
ドローンについたカメラの映像をヘッドマウントディスプレイのゴーグルで確認し操縦するFPV(一人称)視点が、おおきな特徴です。複数台で同時にスタートし順位を競うドローンレースが今世界中ではやっています。
2016年に行われた世界大会の賞金総額は1億円!優勝したのは15歳の少年!そして2017年には毎月のように世界各国でドローンレースが開催され、日本国内でも積極的に海外戦にいくパイロットが出てきています。
そんなドローンレース、めちゃめちゃ楽しいです。
本当に面白いこれまでにない映像がとれます。
しかし、めちゃめちゃ最初のハードルが高いです。
実際に初めてすぐ諦めてしまうひともいます。
私も何度も諦めかけました。
私が諦めること無く、今こうして様々なレースに参戦することができているのは、悩んで悩んで悶々としている時に出会ったパイロット仲間のおかげです。経験者から見たら大したことがないことでも初心者にはめちゃめちゃおおきいんですよね。当時悩んでいたことがたった1日で吹っ飛んだことを覚えています。
この「ドローンレース入門」では、経験者から見たら当たり前なことや基本的なこと、パーツの名前や工具が多く記載されています。これからドローンレースを始めたい!レース機でしか撮れない映像を撮りたい!という方が少しでも早く「楽しい!」と思えるレベルに押し上げることが本書でできればと思い書きました。ぜひ見て一緒にはじめましょう。
目次
まえがき
⌘1 ドローンレースとは何?
1-1.何でドローンと呼ばれているの?
1-2.空撮用ドローンとレース用ドローンの違い
1-3.おすすめレース用ドローンによる映像集
1-4.FPVドローンレースとは?
1-5.ドバイ世界大会の賞金は1億円!?
1-6.日本国内でのドローンレースの始まり
1-7.FPVドローンレースの基本ルール
1-8.新しいドローンレースの誕生
⌘2 レース用ドローンをつくろう
2-1.フレームとプロペラサイズ
2-2.フライトコントローラー
2-3.プロポのモード
2-4.映像無線電波送信機(以下VTX)と規制
⌘3 FPVドローン必要なパーツを揃える
3-1.第一フェーズ:目視飛行用セット
3-2.第二フェーズ:FPV飛行用追加パーツ
3-3.揃えるべき工具類
⌘4 ドローンを組み立てる
4-1.フレームを組み立てる
4-2.PDBを準備して必要な電源を確認する
4-3.フライトコントローラーの下準備を行う
4-4.モーターとESCをはんだする
4-5.VTXとカメラとアンテナ
⌘5 ドローンの設定・チューニングを行う
5−1.事前準備①:FCのファームウェアのインストール・アップデート
5−2.基本設定①:FCの基本設定
5−3.基本設定②:プロポと受信機の設定
5−4.基本設定③:フェールセーフ設定
5−5.基本設定④:ESCの基本設定
5−6.キャリブレーションとモーターの回転方向確認
⌘6 自作ドローンのフライトを行う
6-1.バッテリーの充電・放電
6-2.プロペラを取り付ける
6-3.バッテリーを取り付ける
6-4.飛行場所の確認
6-5.いざファーストフライト!
⌘7 FPVするのに必要な手続きを行う
7-1.アマチュア無線4級と無線局の開局
7-2.航空法の規制内容と国交省への申請
⌘8 オンラインドローンレースで操縦方法をマスターする
8-1オンラインドローンレースとしてのシミュレータ
8-2.ドローンのシミュレーターの始め方
8-3.オンラインでの鍛錬がリアルにそのまま還元
⌘9 TinyWhoopから始めてみよう!
9-1.TinyWhoopマイクロドローンをどこで手に入れる?
⌘10 ドローン失敗談
10-1.スロットルが勝手にフルに!血だらけの朝5時
10-2.プロペラの向きって?目の前にあるだけの3ヶ月
10-3.FCの向きが原因で壁に穴。
10-4.車の中が真っ白に。ホントに怖いリポの話。
10-5.ESCの配線間違えで、ドローン大暴走!
10-6.離陸した直後に砂嵐!?なんで?!
10-7.海外のレースでスタート直後に「…飛ばない」
10-8.安いドライバーは空中分解の元
10-9.OSDが再起動して、何も見えない
⌘11 Q&A
付録①:ドローンレース ショップリスト
最後に