教え子を使って本を粗製濫造
★☆☆☆☆
関教授の「地域ブランド」シリーズは、教え子達に執筆を任せ、関さん自身は編者というスタイルで、毎年
数冊ほど出版されている。これを好意的に解釈するならば、関さんは、教え子に分担執筆者として活躍の場を与えている。
しかし、どの本も内容は表層的かつ、文は日本語になっていない酷いもの。
例えば、本書の「はじめに」2頁1行にて、執筆者の関教授は次のように書いている。
”公式ホームページは、以下のように述べている。”
人ではないホームページという主語に、述べているという述語を使ってしまう教授だから、
教え子達の文章も酷いものだ。例えば教え子の牧瀬稔氏の、1章を締めくくる結文には呆れるしまう(42頁4行)。
”どうでもいいことではあるが、焼肉ファンにとっては重要なことであるため、記しておく。”
いったい読者を何だと思っているのだろう?