茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。
「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」という発言をしたフカキョン嬢をTVで見た中島哲也監督がキャスティングしたことで、この映画の成功はほぼ約束されたようなものだ。「ロココ調の18世紀のおフランスに生まれたい」と懇願し、あぜ道をヒラヒラファッションと日傘で、牛のウンコふみながら歩く桃子とフカキョン嬢は一卵性双生児ではないかと思えるほどのハマリ役。その彼女を生かすため、中島監督は全編をコミックタッチで演出。色があふれそうな映像のトーンとハイテンションなキャラクターたちが火に油を注ぎあい、鑑賞後には根拠のない前向きなイケイケ感を噛みしめてしまう傑作。(斉藤守彦)
最高なパッケージです
★★★★★
2枚組の特典映像が入っています。
スタッフ編ではあの中島監督のナマの声が聞けます。
CGの大変さとか、様々中島監督の考え方が分かって最高です!
ただ、司会の女性のピントがぼけていたのでちょっと
白けてしまうところがあったので、スタッフだけで
コメンタリーは作った方が良かったのではないでしょうか。
アンナさんの言っているところが、ちょっと脱力してました(笑)
でもご愛敬で、キャストの映画に対するスタンスも
いろいろあるんだなと思いました。
パチンコ屋さんでは、もっと時間が欲しかったそうです。
そういえば、ハンドで撮ってたような気もしますね。
阿部さんのあの髪型が最高です!
新作のDVDもぜひ手に入れたいと思うこのごろです。
抜けるような青空・ともだち
★★★★★
もともとフカキョンのファンなので見たのですが、それだけじゃなかったです。抜けるような映像が素敵で、途中でテンポもよく、途中で挿入されるアニメもいい演出になっています。あと、土屋アンナがとってもいい!深田恭子以上にキュートで、魅力いっぱいです。でも、好き嫌いはかなりでそうですね。
ジャケットにだまされるな。
★★★★☆
んーーー、最高!
ロリータもヤンキーも全然興味がなく、最初見た時は最後まで見るのが苦痛かと思った。ところが、それはロココに夢見る主人公の説明が長過ぎるだけ。いったん始まってしまえば、これぞ映画というできばえ。
星5つにしたかったけど、深田恭子が強くなり切れていないところと、もっと「桃子」の言葉を台詞として話してほしかったので星4つ。
あと、阿部サダオは天才。舞台で見ても映画で見ても納得の実力。樹木希林も最高。号泣する土屋アンナも切なくていい感じ。
最高です!
★★★★★
とにかくおもしろい!
深田恭子ちゃんの
ロリータは本当に可愛い!
あの役はきっと
深田恭子ちゃんにしか
出来なかったと思います。
土屋アンナちゃんも
役柄があってて
笑いあり感動ありの作品です(゜-゜)
俺ら東京さ行ぐだ
★★★☆☆
のっけからのめくるめく展開は虜になる危険性大。
裏腹にある深田恭子の淡々とした様とも絶妙にシンクロしている。
土屋アンナ扮するヤンキー娘もこれまたしっくり。
このちぐはぐな2人が織成す絶妙なハーモニーは、"ハイパー青春コメディ"たる所以だなと納得です。
そして何より忘れてはならないのが、サブカルチャー・ローカルカラーへの皮肉っぷり… 凄まじくお見事。
但し、一作品という観点から見ると、前半から飛ばしていただけに後半の失速感は否めません。
ですが滑稽なのは事実。極度のパワーを体感すればええやん!