CGを使いながらもレトロな感覚がある不思議な映画。独特のテイストが楽しめます
★★★★☆
『スパイダーマンシリーズ』の監督サム・ライミが撮ったホラームービー。『死霊のはらわた』がサム・ライミ自身の原点であるので、今作の『スペル』でホラーの領域に回帰したと感じました。特撮で撮られた『死霊のはらわた』。コンピューターグラフィックが進化した中でどのようにサム・ライミがホラームービーを撮るのかと期待を膨らませて鑑賞しました。期待を裏切らない出来でした。CGに頼りすぎていないというのが率直な感想でしょうか。確かにCGは使われてはいるのですが、映像が電子的でなく、リアリティがあり、生々しく、そして映像を通してその気持ちの悪さの感触が伝わってきました。『死霊のはらわた』の映像感覚も残しつつ、現代の技術を使って新しい感覚を味わえる作品へ見事に昇華しています。
主演はアリソン・ローマン(『ビッグ・フィッシュ』)。アリソン・ローマン演じる銀行で融資を担当しているクリスティンのもとへ融資の延長を願い出る老婆が現れる。目は義眼で入れ歯をしている健康状態の良くないその老婆の融資の延長をクリスティンは断ってしまう。老婆を気遣う気持ちを胸に去来させながらも、クリスティンは苦渋の決断で融資を断る。その決断がクリスティンの生活に惨劇を呼ぶ。
単純なストーリーだけれど、ホラー映画としては少しコメディチックなタッチも含めながら、前述したCGに頼りすぎず、レトロな雰囲気も漂わせながら決して古めかしくなく、新しい感触が楽しめる映画でした。映画評論家の評価は高かったようです。
何故こんなに評価が高いのかが謎
★☆☆☆☆
B級とかコメディとか言っているけれど、B級とは思えないしコメディには見えない。
単なる『糞映画』だ。
どこがそんなに面白かったのだろうか。
正直、後半の引っ張りが長すぎて飽きてくる。
不親切が原因と流されていたが、別に不親切ではなく当然の対処だったろうに。 逆恨みにも程がある。
スパイダーマンの女優さんが出てたから「どんなものか……」と期待していたのに裏切られた。
有名俳優が出演するホラー映画は何故こんなにつまらないのかね。
だが、最後のどんでん返しは、ベターでありながらも良かった。
良かったのはそれだけ。
とにかく汚い
★☆☆☆☆
かなりの駄作だと思う。
CMではあたかも老婆の亡霊(?)が女性をずっと襲うみたいな感じにやってますが実際はラミアとかいうわけのわからない悪魔が正体。
見た感想はとにかく汚くてオチが読めすぎる。
汚いのがキライな人は絶対に見ないほうがいいです。
私はキライなので後悔しました。
うーん、コメディ?
★★☆☆☆
最初と最後が怖いだけ。鼻血のシーンなんかは、支店長狙いの鼻血ブーやし笑えましたよ!後、車でのババアは霊じゃなのに霊みたいな出現してる。最後のシーンの主人公よろけ過ぎ!そんでバッドエンドやし。笑えるホラーだよ!
ライミファンに限りお勧め
★★★★★
冒頭で、タイトル「DRAG ME TO HELL」が流れるシーンは、いかにも80年代B級ホラーという感じで◎。また、コメディタッチのグロシーン・カメラワーク・狂気がかったお婆さん・・・・どれをとってもあの名作「死霊のはらわた」を彷彿とさせる。「スパイダーマン」はつまらんかったが、やはりこういうホラーが合ってるね、彼には。ただ駐車場での事故シーンや仕事場での吐血、しかも尋常じゃない量を吐くシーンで、事が終わった後の、本人も含め周囲の人間のあまりにも「普通さ」「何事も無かった感」にツッコミを入れたくなった。
ベタな物語の設定や途中で落ちが読める展開だが、この手のホラーにしては珍しく睡魔に襲われなかったので、「死霊のはらわた」ファンなら観るのはもちろん、DVD購入もお勧め。