非常に役にたったが、肝心のことは氏の情報商材を買って勉強しろということか？
｢光速不動産投資法｣「ヒアリングテクニックを学べ｣などをかわないと
きもの部分はみえてこないかも？
正直客付けに難しい物件を買ってしまったらこれだけでは満室にならない。
物件選定の時点で間違ってしまったかも？

とても具体的で興味深い内容です。
アパート経営を始めたくなりますね。

不動産投資をスタートさせるということは、賃料収入を得ていくということであり、
それはすなわち「大家さんとなる」ということになる。

大家さんの最も恐ろしいこととは何か？と問われれば、
「所有している物件で空室が出、その空室状態が長く続くこと」に他なるまい。
なぜなら、最初に高額な金銭を支払って、もしくは金融機関とのローン契約の末に取得した物件は、
店子が入居してキチンと毎月の賃料を支払っていてこそ、大家さんに利益を与えるものであり、
店子がいないまま空の状態で放置されていては、放置状態が継続される限り一銭も生み出さないものだからだ。

世間的には「ペット可能」「外国人ＯＫ」「生活保護者ＯＫ」の物件はいいイメージがないのが普通。
ですが、著者はその条件はむしろ満室にするための「武器になる」と好意的に捉えておられます。

只、オーナーとなるためには「常にお金に敏感にならねばならない」ようです。
数字に対して鈍感では利益を上げることなど到底おぼつかないようです。

著者が事細かく挙げている経営のためのポイントも、結局はその１点に辿り着くのだと感じました。
オーナーとして利益を上げる。そこからその利益で何をするかはオーナーさん次第。
この書物は「稼げない大家さんを、稼げる大家さんへと生まれ変わらせる」ための必読の１冊ということです。

ひとつひとつは当たり前のように見えるが、
実際に実践していることと、実績に非常に重みがある。

逆を言えば当たり前のように見えるくらい洗練されているということなのだろう。

スマートさも泥臭さも感じない淡々とした良書。

大家業はとても人間くさい仕事ですので
利回りや収益を上げる話ばかりの本では
とても違和感があります。
本書は、家賃をいただく前に大家として
何に出費すべきか、注意すべきかを
細かく知ることが出来ます。
物件の購入に要する条件、リフォームなどは
入居者の立場で、広告費や仲介業者へのお礼
などは業者さんの立場で書かれています。
また、空室の下水管の管理についてや
店子さんが亡くなってしまった場合の対処法
等々、本書の多くが現実的な話です。
ローンを組んでないなどで資金に余裕のある
大家さんは本書より少し悠長にしていますが
長く堅実に大家業をしていく上では
避けては通れない話ばかりです。