お勧め本の紹介のような内容
★★★☆☆
本の紹介のための本だと思えば、引用されている本を読んでみたくなるので成功だと思いますが、単独の本と考えると評価は下がるように感じました。
金言・格言集と書評が合体した本。いつも手元においておきたい。
★★★★☆
左ページは、黒地に白抜きの文字で、金言・格言が大きく書かれ、
右ページは、出典の本の解説と、本田氏の経験談などが載っている。
人からアドバイスを求められる立場の人や、朝礼などで何か話さなければ
ならない人には、貴重な本になるだろう。また、そうでない人も、
常に振り返って、初心を取り戻すために使える有用な本だと思います。
どれも重要な言葉なのですが、あえて私なりに3つ挙げると、
「ニューノーマルの勝者と敗者を分けるのは、時間への取組み方である。
時間を武器として使っているか、それとも時間に制約されているか」
ロジャー・マクナミー
「『失敗』と書いて、私は『せいちょう』と読むことにしている」
野村克也
「会話は技術より思いやり」「自分から挨拶するのが基本!」
野口 敏
昔の本をもう一度読み返したくなる。
★★★☆☆
以前、本田直之氏の著書で読書術に関する本を読んで、非常に勉強になった記憶があるが、その読書術の結果がこの本であろう。本田直之氏が数多くの読んできた本の中で感銘を受けたアフォリズム(金言・格言)を載せている。
色々な本からいいところばかりを取ってきているので、読んでいて気持ちがいい。「なるほど、なるほど」の連続である。が、悪く言えば、寄せ集め。
確かにいい言葉はあるが、その言葉に至った経緯などは、実際にその本を読んで見ないとわからないわけで、この本だけで決してわからない。その本を読むきっかけとしてはこの本は優れていると思う。
本田氏が取り上げている本の中で、私自身も何冊か読んだが、ほとんど記憶に無いのが辛いところ。これは本田氏の読書術を参考にすべきだと痛感した。
私が読んだ本の中で、覚えているフレーズが出ていたので記しておく。
「知識労働者たるものは、自らの組織よりも長く生きる。したがって、他の仕事を準備しておかなければならない。キャリアを変えられなければならない。自らをマネジメントすることができなければならない。」P・F・ドラッカー『プロフェッショナルの条件』
この本を読んで、今まで読んだ本もまた読み返したくなった。
本田氏の思考の基盤を垣間見れる本
★★★★☆
レバレッジシリーズで数多くの賢く生きるヒントを読者に発信してきた本田氏。
私も効率的に賢く生きるヒントを頂いてきた1人です。
著者は多読で有名です。
その彼が選ぶ「名言」をまとめた本ということで手に取りました。
(アフォリズム=物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句だそうです)
選ばれた名言は、著者の指針であり、思考のベースです。
名言を、現在を賢く生きる人の目線で解説された本書は、大いに我々の役に立ちます。
中国古典から比較的新しい本まで各種セレクトされておりますが、いくつかのテーマごとに数冊ずつ紹介されているので、自分が深く興味をもった分野をより深く探求することにも役立ちます。
名言を自分のスキルや指針とするべく、忘れたころに再度読みたい一冊です。
紹介されている本にも興味が湧いてきました。
★★★★☆
著者のレバレッジシリーズやパーソナルブランディングの訳本に
いろいろ刺激を受けてきたので、この本も手に取ってみました。
年間400冊は本を読み、レバレッジシリーズのいくつかの各章の
始めには、いろいろ刺激を与えてくれる金言を載せてくれている
著者が、実際にどんな本を読んでいたり推奨しているのかに、
興味を惹かれました。
元が雑誌の連載だったせいなのか、従来の本と比べると、ノウハウ
的な掘り下げは少ないと思いますが、著者の考え方の形成につなが
ったであろう本が紹介されているので、この本に留まらず,原著も
いくつか当たってみようと思いました。
ちょっと乗せられてしまっている感じはしますが。。。(笑)