Excelはもはやビジネスにおけるプラットホームかもしれません。
ワークシート関数を駆使してレポート作成を効率化したり、
あるいはマクロを駆使して自動化したりと「なんでもできる」アプリケーションです。

しかし、その早すぎる自動化の結果はハッピーになれるのでしょうか？

マクロを使いこなせるようになるには、まず自分の周りの小さなタスクを自動化していくことで「何に向いているのか」「どんなことに不得手なのか」ということを知り、知恵として身につけていくことが必要だと考えます。

本書では、そうした知恵を身につけていくためのVBA入門をご紹介していきたいと思います。

目次

1. はじめに
2. VBAとは
3. 最低限知っておきたい文法
4. エラーを操る
5. デバッグを操る
6. テキストを使いこなす
7. テキストファイルを操る
8. Excelを操る
9. COMを操る
10. 標準モジュールを操る
11. Windows APIを利用する
12. 画面のあるマクロを作る
13. ファイルシステムを操る
14. 一歩進んだ入力チェックをしよう
15. Excelを表計算以外に使う
16. マクロを作る