作って覚えるExcel VBA なあ~んだ、あれはこう使えば良かったんだ!ゼロからツールを作ってみたら、そんなことがよくわかっちゃいました。
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本書は、VBAでゼロからツールを作る体験を通じて、Excel VBAによるツールの作り方を学ぶ、実践形式の自習書です。
基本を学ぶことは大事ですが、だからと言って、IfやForなどの個々の文法を一つずつ学習しようとしたら、それだけでかなりの時間がかかってしまい、VBAを使えるようになる前に飽きてしまいます。VBAの学習に飽きること無く、また、速く身につけるには、実践を通じ、実際にコードが作れた!動かせた!という成功体験を積み重ねながら学ぶのが一番、理に適っていると考えます。
本書では、スマートフォンなどで撮り溜めた写真をExcelのシートに取り込むツールを、ゼロの状態から作り始めて、完成させるまでの過程を通じ、Excel VBAを使ってツールを作るというのはこういうことだったのか!と実感していただけるような内容とすることを心がけました。初心者の方が、中級者へとステップアップするための課題図書として、是非、本書をご利用いただけたらと思います。
なお、本書では、VBAなんて全く初めてという方にもご理解いただけるよう、ごく基本的な事柄にも触れていますが、別途、基本的な内容について解説したサイトや、書籍を併用いただくと効果的かと思います。
また、本書では試験的な試みとして、企業内SNSとして紹介されることの多いYammerを使った読者フォローも行っていますので、本書と併せてご活用ください。
【本書の目次】
はじめに
1.VBAとは?
2.VBAを使うための準備
2-1.Excel VBAを使えるようにするために必要なもの
2-2.Excel VBAを動かせる環境を整える
2-3.まずは準備体操から
2-4.ツールを作る手順
2-5.Excel VBAのマクロ記録機能は使えるか?
2-6.コードを書き始める前
3.VBAでツールを作る
3-1.どんなツールを作成するの?
3-2.イメージデータを取り出すフォルダを選択する
3-3.フォルダ選択ダイアログを表示する
3-4.イメージデータファイルを探す
3-5.ファイル情報の取り出し
3-6.データのExcelシートへの転記
3-7.今さら聞けないVBAの基本
3-8.セルを操作するVBA
3-9.イメージデータファイルの選択
3-10.イメージデータのシートへの取り込み
3-11.イメージデータの縮小・拡大を行う
3-12. イメージデータの配置場所を変更する
3-13.イメージとセルが連動するようにする
3-14.メニュー画面を用意する
3-15.一覧シートのクリア(シートの初期化)
3-16.イメージデータの高さ設定を可変にする
3-17.ツールを完成させる
3-18.セル幅の調整と画面のちらつき防止
3-19.セルに罫線を設定して見栄え良く
3-20.これまでのまとめ
4.ステップUpのために
4-1.良い師匠を選ぼう
4-2.ステップアップの仕方
Yammerに参加する
おわりに