インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

伊豆の踊子・温泉宿 他四篇 (岩波文庫)

価格: ¥525
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
Amazon.co.jpで確認
簡潔なのに伝わる ★★★☆☆
伊豆の踊子の恋の表現は素晴らしいと思います。
両思いになってすごく盛り上がるとか、
別れ際が涙なみだになってしまうとか、
そんな派手なことは全く無いんです。
二人の会話の描写も特には無いですが
間違いなく恋だなぁ、というのがわかります。
空気が伝わってくるとしか言いようがないですが、

それともう一つ感動したの「温泉宿」!
何人もの女性が出てきますが、一人一人を描くのが
本当に上手だなぁと思いました。
女性の目、肌、髪…艶かしさが伝わってきます。
皆が違う人物で、違う性格から出る美しさなのです。
これには感動。

文字を並べたもので空気を伝えるのは
やった事が無い私でも難しい事はわかります。
それをやってのけた作品なのではないでしょうか。
セールスポイントは自作自註 ★★★★☆
改版を機に表題作が『伊豆の踊り子』から『伊豆の踊子』に変った。著者による自作自註がある。文字が大きくはないので、『踊子』だけが目当てなら新潮文庫版を薦める。
踊子の淡い恋心と傷心の私 ★★★★★
作者が20歳の秋に旅芸人とともに伊豆を旅した思い出がもとになった抒情的小説。修善寺から始まった「私」の旅の途中、天城峠で踊子と再会し、道連れの旅が始まる。思春期を迎えた踊子の淡い恋心に、傷心の私が癒されていく。誰もが味わう青春時代の思い出とともに、甘いすがすがしいものが胸に満ちてくる。この本をもって伊豆の旅に出てみたい。