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天才になる! (講談社現代新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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折にふれて読み直す本です ★★★★★
とにかく、励まされるし、元気になれる本です。

アラーキーの少年時代〜学生時代から、専属カメラマンになった
会社勤めの時期のこと、など貴重なエピソードやプライベート
な写真も披露されています。
飯田耕太郎さんという、彼とその仕事の理解者との対話で引き
出される話の妙味が存分に活かされており、どのページ、どの
箇所も無駄がありません。

また、いかにも自惚れ屋のようでいて、その実、彼の力を引き出して
くれたのが奥さんの陽子さんであったという、結びにも素直にジーン
とさせられます。

鬼才とか偉人変人的捉えられ方が多いアラーキーですが、なんとも
素朴で、真っ直ぐで、そして何より自分を出して生き切るパワーの
力強さに励まされる一冊。何度も読み返しては元気をもらっています。
天才の天才たるゆえん ★★★★★
アラーキーの本はどれもおもしろいが、本書は聞き手・飯沢耕太郎の問いかけ&合いの手も素晴らしいと思う。ここまで話を引き出せる聞き手もなかなかいないのでは?
最後に「天才は誰でも持っている。天から才能はもらっている。それを自分だけじゃ引っ張り出せないから、誰かが引っ張り出してくれる。普通は神様が引っ張り出すとか言うけど、実は一番好きな惚れた女が引っ張り出すもの。好きな女に引っ張り出してもらったものが一番強い。アタシの天才を引っ張りだしたのは陽子(妻)だと思う」と語る部分に、思わずジーンときてしまった。
何度も何度も繰り返して読みたい一冊である。
やっぱり天才っ! ★★★★★
写真の事にはまったく素人の私が、「アラーキー」の名を目にするのは週刊誌の表紙だけ。
この自伝を読む前は、ちょっと失礼ですが「エロい写真をとるオジサン?」というのが正直な先入観でした。

東京下町の、職人のセガレで、自分の事を天才と言って憚らない非常な努力家。
写真家になったビートたけしか?って感じの口調で、
彼のおいたちから現在まで、写真の取り方から彼の考え方まで、
対話形式で楽しく読めました。

読後は彼の人柄のファンになってました。ハイ。
カチンとくることのない、稀有な自伝です。
彼を見る目も、彼の作品を見る目も、読後はまったく違ったものになる、といっても過言ではないでしょう。

「天才になる!」というタイトルを毎日ながめていると、「天才になる!」かもしれません。 ★★★★★
いつものように、思いっきり包み隠さずって感じのアラーキーです。この本を読めばアラーキーの考え方を知ることが出来るけれど、インタビューアーもなかなかするどい質問をしているのにも感動します。いろいろアラーキーの本を斜め読みしているけれどもう一回読みたいのはどの本も同じです。写真より、この人がおもしろいっていうのが本音かもしれません。ほんとこの人って、どこまでが計算でどこまでが正直なのかしら、って思ってしまうからかもしれません。もしかして、そう思わせることが出来るって、いい男の条件のひとつなのかも・・・などと考えてみたりします。そもそも「いい人」は決して「いい男」に昇格しないことを考えると彼は「いい人」だったときなどないのでしょうか、とか要するに刺激的な人なのです。会話体なので、すらすらと読んでしまうせいで、何回も読むことになります。「ポートレートは難しい」というトピックで、「相手と同格ぐらいには持っていかないと、顔っていうのは写らないんだ」っていうアラーキー。彼はどうやって、同格にもっていくのか知りたい!