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証言「北」ビジネス裏外交--金正日と稲山嘉寛、小泉、金丸をつなぐもの

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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拉致問題はどこでねじれてしまったのか、根本的事実関係を再検証 ★★★★★
小泉首相の第二次訪朝は、実は、謝罪を込めたものであった。
信じがたい衝撃的なことですが、それをセットした裏方、吉田猛の証言と「救う会」幹部らと争った裁判資料によって、赤裸々に描かれています。
それで、小泉首相は最敬礼で金正日総書記を迎えたのかと、あの異常な状況の意味が初めて理解できました。

しかし、国民はそうした事実を知らされず、誤解したままです。
政府も「拉致問題の進展なくして・・・」などと動きが取れなくなっています。
また、焦りからか自民党や民主党の拉致対策本部は北朝鮮への追加制裁を主張する決議案を出そうとしていますが、根本的な事実関係すら見誤っているようでは、暴走にしかならず、国の将来を危うくするものになりかねません。

「資源大国」北朝鮮と「資源小国・技術大国」日本との協力関係は植民地時代からのつながりがあり、1970年当時で新日鉄が3000億円もの総合製鉄所建設計画を手がけていた事実も新日鉄の極秘資料Dプランを分析して明らかにしています。

岐路にある日朝関係を根本から見直す上で時宜にかなった好書と言えます。