怒涛の展開第2巻!
★★★★★
"惑星のさみだれ"で人気を博している水上悟志先生のこの作品。
内容は、時代を戦国に置きファンタジー色の強めな話。
人と人外、それらの狭間にいる者の織り成すストーリーです。
今巻では敵の刺客が現れ、バトルが見どころなのはもちろんです。
しかし主人公・迅火の人間に対する意識や妖狐・たまの物言いも見逃せません。
話が一気に加速するのでダレずに読むことができます。
しかし展開が速いために、心理の変化などの描写がやや浅く扱われ気味な感があります。それでもシリアスな場面でのバトルの迫力やギャグは水上先生らしい素晴らしいものになっていて一見の価値あり。
この2巻で第一章が終了といった感じでした。恐ろしく強大な敵が現れ、これからの展開が非常に楽しみです。