【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:赤江瀑/著 東雅夫/編 出版社名:学研マーケティング シリーズ名:学研M文庫 あ-14-1 幻妖の匣 発行年月:2006年12月 関連キーワード:アカエ バク メイサクセン ガツケン エム ブンコ ア-14-1 ゲンヨウ ノ ハコ あかえ ばく めいさくせん がつけん えむ ぶんこ あ-14-1 げんよう の はこ、 ガツケンマーケテイング 1002 がつけんまーけていんぐ 1002、 ガツケンマーケテイング 1002 がつけんまーけていんぐ 1002 現代日本の幻想・怪奇・伝奇文学の至宝を、作家ごとに集成する注目の新シリーズ、ここに開幕!青春の光と陰をミステリアスに描いた、幻の長編オカルト・ラヴロマンス「上空の城」、泉鏡花文学賞を受賞した蠱惑の長編エッセイ「海峡」、そして「花曝れ首」「阿修羅花伝」「平家の桜」ほかの傑作短編11編に充実の著者インタビューと、絢爛たる赤江美学の精髄を一巻に集大成。単行本3冊分の内容が1
耽美です。。。
★★★★★
日本の伝統文化を題材にした幻想小説の短編集、と言う感じです。主観的ではありますが、著者の耽美主義的な世界観に引き込まれました。
面白く無いよ
★☆☆☆☆
この作家、有名じゃないけどかなりのファンを持っているとか、玄人筋の評論家の評価を受けているとかの話を聞きまして、本屋では見つけられずココで買いました。
はっきり言ってお勧めしません。文章はダル、特に若い登場人物の会話の部分など、年寄りの会話みたいでチョッとね。
作家の癖なのか編集者が足りないのか、時間や場所が変わる場面などつながりが悪いため、読んでいてのめり込めません。
最悪なのは途中で結末が読めてしまうこと。
待ってました
★★★★★
待望久しかった、わしの大好きな作家・赤江瀑さんの傑作を集めた文庫本。
700ページを超える「弁当箱サイズ」(編者の東さんがそう言うてます・笑)で、この価格。「単行本3冊分を1冊に!」というのが裏表紙カバーに書かれた売り文句である。それに嘘はない充実ぶり。幻の長編、長編エッセイに、傑作短編が11も入っている。加えて豪華おまけ、赤江さんのインタビュー付き。
例えば「花曝れ首」
嵯峨野の奥「化野(あだしの)」で展開する妖しい物語。
京都言葉の秋童と、江戸弁の春之助、共に亡霊である二人の華麗で残酷な罵りあいの、甘美なこと。
そしてクライマックス、主人公(というか、狂言回し)の篠子に告げる、秋童の咽鳴り声。
『地獄が、怖うおすのんか?修羅が、そんなに恐ろしおすか?好いた男と見る修羅や、おちる地獄や。おちとみやす』
ああ、久しぶりに読んだけど、痺れる台詞やなあ・・・
こんなん、わしも書きたいなあ・・・