自己信頼
価格: ¥0
社会にはルールがある。私たちはそのルールに従って生きている。
勝手をすれば会社をクビにされ、世間からは白い目で見られるようになる。従順や建前、慣習を愛する社会では、個人の本音や新たな価値の創造は嫌われる。
人々は、周囲の反応を恐れるあまり、自分の考えを捨て去り口を閉ざす。そうして後に、勇気あるどこかの誰かがまったく同じ考えを毅然として語り出し、あなたは情けない思いで、自分の意見を他人の口から拝聴する羽目になる。
過去の偉人たちは、周囲や伝統にとらわれず、自分自身の考えを語った。国も、制度も、会社も、そうした偉大な人物の影が伸びたものである。 真の人間は服従しないし何ものにも頼らない。自己を信頼し、実現し、中心となる。
あなたの会社の社長を見てみるといい。果して誰かのために、誰かに従って会社を経営しているのだろうか?
すぐれた人物にとって正しいものはただひとつ、自分の本質に適った法則だけだ。
自分の考えを信じよう。内に秘めた信念を口にしよう。人は、心をこめて仕事をし、最善を尽くしたとき、心安らぎ、晴れやかな気持ちになれる。他人の畑を耕すだけでは、何も創り出すことは出来ず、何の希望も生まれない。
あなたに平和をもたらすのはあなたしかいない。平和を手にするためには、自己信頼という原理原則によって勝利する以外ないのだ。