映画館で見て、「これは!」と思いDVDを購入し、その後2〜3回観た感想です。 他の方のレビューにもあるようにこの映画のカテゴリーは、恋愛物という次元を超えた、独自の完成された世界観を持つファンタジー作品にあたると思います。大人が見ても、物語の中にスッと吸い込まれてしまうような童話の世界。 失恋中にこれを観ていると、無性に恋愛したくなるのは勿論ですが、無邪気な童心に戻らせてもくれます。テレビドラマやマンガ、ゲ-ム等色々な作品に接する機会がありましたが、こんな不思議な気持ちにさせてくれるのは、今のところこの映画以外にありません。 いつ見ても、心が涙と一緒に洗われる気分になります。最後に、オススメのシーンを紹介します。物語の終盤、ママに最後のお別れをする為に、ユウジ君が長靴で野道を全力疾走する場面…あまり語られませんが、個人的に一番グッときます。

離婚しちゃいましたからｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

残念ながら僕はレンタル組でした。
当時独身だった頃に観たときも感動しましたが、
妻ともうすぐ生まれてくる子どもがいる今
改めて観返し、さらにこの映画の良さを感じました。
皆が呆れる位繰り返し観ては、何度も涙ぐんでいます（汗

正直中村獅童さんの演技はそれまで激しいものしか見たことなく
敬遠気味だったのですが、まるで正反対なすごく繊細な役柄で
実はこれが素なのかと思える位で、まずそこに惹かれました。

竹内さんもとても透明感があり素敵です。目が綺麗。
残念ながら今は離婚されてしまいましたが、
この二人が一緒になったのも頷ける程の
説得力というか、魔力があると思いました。
子役の武井証くんもこどもらしい役で見てて微笑ましい。
あと学生時代の澪役だった大塚ちひろさんも可愛くてよかったです。

劇中の至る所にある伏線ものっけから登場し、
その一つ一つにまた発見の喜びと感動が味わえます。
時間をおいても、2回は観てもらえるといい気がしますね。

何より最後の澪視点での思い出シーンから
タイトルの意味、エンディングまでの流れは
一気に疑問が氷解し、さらに澪の愛情の深さを知り
こういう経験が出来る人って世の中にどれだけいるんだろうと
自分に照らし合わせながら、
映画の中とはいえ、羨ましくてまた涙が出ました。

そんなに多くの映画を観てきたわけではありませんが
今まででこれほど泣き、繰り返し見た映画はありません。
ぜひ大切な人とご覧になってください。

この作品を映画館で観てから、だいぶ経ってしまったなぁ。ちょうど世界の中心で愛をさけぶや、冬ソナの純愛ブームの時だった。しかし純愛をブームと名付けるのも変な話しだね。 ストーリー的には、みなさんご存知だと思うので説明など不要だと思う。

俺が感情移入、出来たのは父親である中村獅童が体が弱いということ。なのに母親(竹内結子)は先立ってしまい子供に、躾をしに戻って来たというファンタジーな部分だ。毎年、誕生日にはケーキが届くようにお願いをしておいたり。母親としての役目を、まっとうして再び逝ってしまった。

その後、現実に二人は結婚するが獅童がバカを、やらかしてしまった。 やはり男ってアホやなぁと思ってワイドショーなどを見ていたが最近の竹内結子は更に綺麗になり獅童の、ラーメン道や、開き直りっぷりが気持ちよく、これでいいんだって思うようになった。 別々の道を選んでも、ちゃんと自分の進むべき道を歩んでる二人が俺は好きだ。

思っていたよりもすごくよかった。出会いがあれば別れはいつか来る。雰囲気が心地よい映画。幸せな気分になれる映画。タイムパラドックスが気になる映画。