企画、編集の冴え
★★★★★
全面銅板貼りの独創的工房、斜面にコナラの木を支えにした空中に浮かぶかのような明るい杉皮葺きの屋根の茶室(一夜亭)が斬新で素晴らしい。
大きく広い手吹きガラスを通して見る外の様子は印象派の絵を見ているようだ。
この茶室がたったひと月で、しかも建築は一日で造られたのは凄い。
設計者藤森照信、俳優座の大道具さん、縄文建築団がその場その場の即興を生かし造られている。
細川護煕という人の茶碗はセンスも完成度も見事で、場の雰囲気が絶美。無手勝流の交友も楽しそう。
焼物が好きな人なら晴耕雨読的な楽しい仙郷が見れる。