【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:ハービー・山口/著 出版社名:講談社 発行年月:2009年06月 関連キーワード:ホ-プ HOPE ソラ アオク ナル ほ-ぷ HOPE そら あおく なる、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253、 コウダンシヤ コウダンシヤ 2253 こうだんしや こうだんしや 2253 「愛という光で撮っている。いま、幸せを写せるのはハービーだけだ!この超クラシックな写真こそがフォトアバンギャルドなのだ。この写真集はキミたちを幸せにする!」--荒木経惟 「シャッターチャンスが0コンマ何秒かはわからないけれど、ハービーさんの対象にはその一瞬前の過去と一瞬後の未来が同時に漂っているみたい。ハービーさん独特の“ゆらぎ”。」--松任谷由実 この本には僕の理想の被写体が詰まっています。人々はそれぞれ、ささやかな幸せを求め、毎日を一生懸命生きているんですね。そんな姿が美しく思えてなりません。この本を
ご本人にお会いして納得しました
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人物写真には、相手が自分をどう見ているか、という要素が多分に入り込みます。撮る者、撮られる者の人間関係が作品に如実に表れる。
そしてこの写真集の登場人物の優しい笑顔は、どんな人に向けられているんだろう?とずっと不思議に思ってきました。
機会があってお会いしたハービーさんは、この写真集の通りに、気さくで優しくて、繊細な感性に満ちた方でした。
ロンドンの修業時代をはじめとして、いろんな人と出会い、いろんな人を写してきた経験。そして人間に対する底なしの優しさがHOPEという写真集を完成させたと感じます。
21世紀日本の傑作写真集といえるでしょう。
心に染みる作品
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フランスのアンリ・カルティエ=ブレッソンやアメリカのブルース・デビットソンをはじめとして、世界には人間を撮る優れた写真家が数多く存在する。しかし、彼らとハービー・山口との最も大きな違いは、ハービー・山口は常に被写体である人間に対し、好奇心を持つだけにはとどまらず、抱きしめるように暖かく優しい、善意に満ちた眼差しを投げかけている点だろう。
他人と他人の関係が希薄で殺伐とし、誰もが希望を見失いがちな現代にあって、ハービー・山口の写真ほど、私たちの心を癒してくれるものはない。ある人は生きる勇気を失った地の底から、ハービー・山口の写真によって再び生きる気力を取り戻して日常に生還した、という例もあるなど、ハービー・山口の写真によって救われたという人々は数知れない。
一度は見切りをつけた人間に対し、人間をもう一度信じてみようと思わせてくれる、現代に問う快心の作である。
タイトルどおり
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HOPE感溢れる写真集だと思います。 昔の写真も、つい最近の写真にも、一環してハービーさんが追い求めている、市井の人々の素敵な笑顔が盛り沢山です。 つくづく、ひとつの事を追い求め続けることの深さを感じさせられます。 気難しい事で知られるミュージシャンでさえ、ハービーさんのカメラの前には自然の笑顔を向けている、これがハービーマジックの真骨頂なのだと言えるのでしょう。
ハービーさんは、写真集もさることながら、とても素晴らしいエッセイを数多く残されています。私はそのエッセイにやられて、ロンドンで一人暮らしを始めてしまったくらいです(笑)
これとは別ですが、最近改版?されたLondon Chasing The Dreamもお勧めです! 故ジョー・ストラマーの最高にカッコイイ写真が表紙になっています。 素敵なインテリアにすらなり得ます!
ハービーさん、これからもハービーマジックを楽しみにしています。
輝きと希望を詰め込んだ写真集
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ハービー山口さんの写真には笑顔や優しさがある。
でもそこにあるのは単なる笑顔や優しさではなく、被写体の人生や性格、生き様やドラマと言った、もっともっと奥深くに入り込んだ物語のようなものが一緒に写り込んでいるのだ。
だから我々はハービーさんの写真を見た時に心優しくなれ、安心でき、共感できる。
この写真集のページをめくるたびに、我々はいろんな人の人生と向き合う事が出来る。
そこにはハッとするサプライズがあると同時に、あたかも旧知の仲か、何処かで会った事があるのでは、と言う錯覚に陥ってしまうくらいの親近感が滲み出ている。
それはハービーさんの人柄と撮影姿勢によるところが大きい。
誰にでも気さくに話しかける親しみやすさと、被写体をリスペクトする撮影姿勢は、誰をも素の自分をさらけ出させる重要な要素だ。
多くの人が見せる一瞬の輝きと希望が、この写真集にはギュッと詰め込まれている。
見終わった後、心はさわやかな青空に覆われていること間違いなしである。
「上質なスナップ」の理想がここにある
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今までの写真集にも増して、素晴らしいです。
私好みの写真が満載で、見飽きません。
帯に・・
「愛という光で撮っている。いま、幸せを写せるのはハービーだけだ!」
――荒木経惟
「シャッターチャンスが0コンマ何秒かはわからないけれど、ハービーさんの対象にはその一瞬前の過去と一瞬後の未来が同時に漂っているみたい。ハービーさん独特の“ゆらぎ”。」
――松任谷由実
とあります。
これはけっしてオーバーな宣伝文句ではありませんでした。
特に私のツボに入った写真をご紹介しますと・・
#003何を見てるの:なんて魅力的な表情なのでしょう!
こんな瞳で見つめられるとドキッとしてしまいます。
#017新人の看護師さん:明るい笑顔と光!病気がすぐ直りそう。
#036放課後のひととき:並びが絶妙。みんな個性が出ていて可愛いな。
#052ばばのバーバー:男の子の表情がいいですね。ハービーさんの幼い頃のよう?
#062窓辺にいた二人:こんな女性の表情が撮れるのはハービーさんだけでしょうね。
ハッとして、グッときました。
#065店先:店員さんを見かけて「あ、かわいい人だな」と感じることが日常よくあります。そんなとき私は目でシャッターを切っておきますが、ハービーさんはしっかり写真に残します。すごいとしか言いようがありません。
#073駒沢通り10:30AM:働く女性が美しいです。
#080CAFE HUIT2:グラスから出る放射線が日常をアートしていて最高のインサートカット!
#083明日天気に:これ大好きです!雨だれが効いていますね。
#113廃棄作業と#11810時の休憩:働くおじさんシリーズもいいです。
#120権之助坂の夕日:これぞハービー・マジックの真骨頂。若いカップルがさわやかです。
この写真集をしばらくは毎日眺めて、「上質なスナップとは?」を考えながら、元気をもらいたいと思います。