インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史

価格: ¥1,404
カテゴリ: 単行本
ブランド: 高文研
Amazon.co.jpで確認
最低 ★☆☆☆☆
肝心なところをスカスカ抜かして朝鮮半島と日本のありもしない未来を語る偽書。
たとえば、元寇がモンゴルに屈服した朝鮮王からモンゴル皇帝への粘着質な奏上によって起きたことを伏せている。
それで「むくりこくりのごとく、蒙古と高麗を並列に語るべきではない」とは片腹痛い。
自家に押し入った隣家に強盗を誘導するとは、強盗本人より遙かに悪質ではないか。
ほかにも朝鮮側に立った曲解がてんこ盛り。
歴史解説書としての価値はまるっきりなし。
こうした書籍を垂れ流す版元の良識を疑う。
改めて知る韓国の歴史 ★★★★★
 この冬休みに韓国旅行に行く。旅のテーマは、「平和」。それで手にした本が中塚さんのこの本だ。高校生・一般向きの入門書であるので肩こることなく読めるが、私にとっても「近くて遠い国」は例外でなかった。
 はじめて知る歴史上の事実。秀吉の「耳塚」、日清戦争の起点になった景福宮占領事件は日本軍の自作自演。閔妃虐殺は日本軍と日本公使館よる計画的蛮行。3.1独立運動の堤岩里事件等々。
 日本の侵略の歴史を「15年戦争」という呼び方に対して、著者は異議を主張。朝鮮を支配下におこうとした日清戦争から歴史をとらえようと。
歴史家、中塚さんの主張は明快だ。「世界の人たちと互いに理解し、相手を認め合いながら協調して平和にいきていこう」というもので、平和、人権、民主主義を21世紀に確立しよういう氏の強い意志がひしひしと伝わってきた。
日朝史を知るなら、コレ ★★★★★
日本と朝鮮の近代史がわかりやすく、しかも専門的な事柄もちりばめている。
書店の店頭に今並んでいる朝鮮史に親しんだ人には違和感があるだろうが、中塚氏は日清戦争直前の朝鮮王宮占領事件を実証したり、『蹇蹇録』の注など、日朝近代史や日清戦争の研究では定評のある人。一読の価値はあるだろう
独善的論法の偏った本 ★☆☆☆☆
左翼系論者が多用する手法を使用して書かれた本です。

この本は朝鮮半島の歴史の入門書と銘打っていますが、通常、入門書とは第三者でも受け入れられる客観的な事実のみを平易に記述するものですが、この本の場合は日本と韓国で異なる主張や歴史観を両論併記するわけでもなく、どういうわけか韓国や北朝鮮の主張に軸をおいて、それを記述しているだけです。およそ入門書とはほど遠い内容だと思います。

入門書を必要とするレベルの人が読むとこの本の記述がスタンダードとだと思ってしまう危険性があります。入門レベルの人は、まず正確な論証をバックボーンに持つ客観的な事実だけを身につけ、その後に日本の主張、韓国・北朝鮮の主張の双方を見てこそ中立的な判断を下せると思うのですが、この本は相反する主張を持つ歴史認識でも、一方のみに軸を置いているので、この本を最初に読んでそれを信じてしまうと双方の主張を見て判断する思考が阻害され、韓国や北朝鮮の主張のみしか受け入れられなくなる思考停止の危険があるのです。
あくまで客観的な事実を引用するのではなく、著者自身の左翼的な考えを中心に歴史を見ているだけなのが入門書として相応しいかはどうかは自明と言えるでしょう。

左翼系論者が多用する手法を使用と述べましたが、これは客観性を装うために同じ主張の論考や、自己の主張に沿う断片的な事実を引用していることを言います。基本知識がない人が読んだ場合に、韓国や北朝鮮の反日的な捏造でさえ、それが正しい信じてしまう危険性まではらんでいます。

日朝関係史の手ごろな入門書 ★★★★☆
 本書は1929年生まれの近代日朝関係史の研究者である中塚明が、長年の実証研究の成果を生かし、2002年に書き下ろした日朝関係史の入門書である。本書の記述は驚くほど平易であり、数多くの講演をこなしてきた著者の経験がうかがわれる。200頁ほどの薄さながら、述べられている事実も興味深く、入門書として適当であるように思われる。それ以上は、西洋近世史専攻の私が下手な書評をするより、本書を一読されることをお薦めする。

 ここのレビューでは本書は受けが悪いようだが、本書が概説的な入門書である以上、個別テーマを扱った学術論文並みの論証を期待するのは無理である。ただし、幾つか出典の明記されているものもあり、掘り下げて考えたい人には確認の道が開かれている。また、「売国奴」李完用!の関防印の話(116-7頁)などは、外圧の下、親日派と反日派の区別がいかに付けにくいかをよく物語っている逸話である(今の日本右翼の対米観を見てもわかるが)。

 もっとも、中塚氏には天皇に日本の問題性が集約されているかのような逆の過大評価が見られたり、学問の客観性を強調しすぎている所があるように感じられ、その点には私は批判的である。ただ、著者自身の立場が分りやすい点は、なまじ中途半端に中立性を装い、無自覚なまま片方に肩入れする記述をする本よりは、信頼できる。どんな本であれ、完全に中立な本などないと私は考えるので、実際に本書を読んだ上で、違和感を感じた方は、他の関連書をいくつか読まれることをお薦めする。