高校受験には?
★★★☆☆
本書で扱う題材は、山椒大夫である。
言い回しは文語が多く、一見難しいが内容はそれほどではない。
問題のレベルも、記述がやや多くなっただけで、
本書のシリーズではおなじみの問題が多い(記述も簡単である)。
この本で高校入試に対応は無理があるような気がする。
そこそこの難関中学を受験する小学生が、論理エンジンをする前に終わらせておくべき本というのが、子供と実際にやってみた上での感想である。
正直なところ、この本に限っては、別にやらなくてもいいような気がする。
あるいは、基礎読解力編(下)をやらずに、この本をやるのが正解か。
(なぜ基礎読解力編(下)をやらないかは、同書の私のレビューを見てほしい)