前作、おいしいカラダの主人公(受)の弟くんが主人公です。彼も思いがけず受になっちゃいます(笑)本人もビックリです。全体的に、攻(彼も男前!)の長い間の片思いが爆発しちゃって、終始押されムードですが、主人公は根がしっかりしてるので、流された感はナイですよ。そして結局のトコロ、ラブラブです(笑)急に主人公がモテ出して(男限定、でも女の子だって狙ってる様子)…とありますが、きっと今までは本人が無自覚だっただけで、昔からモテてたんでしょうね(笑)今回出てきた爽やかモデルが主人公になる続編?溺れるカラダにも、ちらっと出て来ますよ。

陸裕先生のイラストと年下攻め（幼馴染の従兄弟）に惹かれて購入。

主人公の伊吹（受）は居合わせた従兄弟の弘嗣（攻）と共に、尊敬している兄と同性の情事を目撃。
衝撃を受ける伊吹に対し、弘嗣は傷心を慰めてやる（完全に思い込み）と無理やり迫っていきなり
関係を持ってしまいます。最後までいたしてませんが強引な展開に感じました。

当て馬のモデルや教授やらに立て続けに口説かれる伊吹ですが、従兄弟の弘嗣と一線を越えてしまい
困惑しつつも、期末試験で一位を取る事を条件に弘嗣と付き合う約束をします。見事一位を取った弘嗣と
お試しで付き合う事になります。そして流される様にＨもしてしまいます。
モデルの方はけじめをつけて一段落。と思ったら、ある場面を目撃して弘嗣が本当に好きなのは自分の
兄なのでは？と勘違いしてショックを受けます。そこで教授の登場です。ここでもはっきりとせず気持ち
が流されています…。

伊吹は終始流されていて、登場人物達は主人公のどこに惹かれたのか魅力が描写からは理解出来ず、
口調が男っぽいのに行動が伴っていない部分が引っ掛かりました。

陸裕先生のイラストは構図も含めて良かったです。