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四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 河出書房新社
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広く浅くの超良書 ★★★★★
四間飛車入門として不滅の書であろうこの本の秀逸な点は、問題の質・構成のよさにある。多岐にわたる膨大な変化ではなく、基本となる変化をしっかりと解説しているのが良い。構成も「広く浅く」の方針となっており、入門者にとっては情報の整理がしやすいだろう。非常に親切なつくりだ。
唯一の懸念は、出版年が2000年と、情報が古い事だ。例えば、早仕掛け郷田新手が載っていないことが挙げられる。だがこれは、筆者を責められない問題であるし、この点にこだわるべきではない。入門書としての価値の方が遥かに高いからだ。
何も四間飛車を指そうと思っている人だけの本ではない。さばきの手筋なども豊富に載っており、読んで損は全くないと思われる。
尚、シリーズは全三冊だが、第一巻が一番レベルが低いので、最初に読むのがいいだろう。へんに高跳びしないのが無難だ。
得意戦型に四間飛車を選ぶならコレ ★★★★★
ルールは覚えた、序盤中盤終盤で考えるべきことは本でおぼろげに覚えたけれどもなかなか思い通りにならない、という人にぴったりの本だと思います。私自身の棋力は将棋24で9-11級程度でまだまだ初心者ですが、この本のおかげで四間飛車の基本を理解できるようになったと思います。

これまで居飛車振飛車いろいろな定石を覚えようとしていましたが、なかなか身につかず、実戦で応用できていませんでした。
まずは自分の得意分野を作るつもりで四間飛車にこだわって覚えてみよう、とおもいこの本を手にしました。

私のような級位者にも理解しやすい、簡潔明瞭な解説で実践的な変化について設問、考察があるので頭に入りやすいです。変化についてもひとつの盤面図からせいぜい5-6手先までなので駒と盤がないところでも読み進められます。

居飛車手番の指し手の設問、解説もあり、振飛車側の疑問手、悪手がどのような結果になるのか、の確認も出来ます。
まだ2/3巻は読めていませんが、この巻を繰り返して読むことで序盤から中盤にかけてのさばきがかなり優位に進められるようになりました。
表紙などから初心者には敷居が高いようにも見えますが、入門本を読み終えた後、自分の戦型選びに迷っているような人にこそおすすめです。
最強将棋塾の名作 ★★★★★



四間飛車は最初とろい人間のする戦法だと思っていたら

全然違いました

一巻しか読んでないのに手筋が出てくる出てくる


友達に連戦連勝です
知識によっても価値が変わる ★★★★☆
手慣れた四間飛車党なら「手垢がついている」と言うかもしれない内容。

しかし、だからこそ人の手で洗練されてきた美があるともいえる。
振り飛車は「職人芸」だから尚更だ。

もしあなたが「職人」への第一歩を踏み出すなら、
この本は大いに助けてくれるだろう。
入門者も、四間飛車党も ★★★★★
質量ともに素晴らしい、四間飛車の定跡書です。一つ一つの変化に対してが大変丁寧に解説されており、局面図が多いのでどんどん読み進めていくことができます。一方で独特のレイアウトを採用し、ボリュームも満点となっています。

このシリーズは道場でいう級位者(24でいう中級低級)向けに書かれていますが、道場初二段・R1000オーバーの多少自信のある四間飛車党にもオススメできます。やはり、好手を指す前に悪手疑問手緩手を指してしまってはきついわけで、基礎基本をしっかり養うという意味でオススメです。

この第一巻は急戦を取り扱っていますが、中盤の終わりから終盤あたりまで踏み込んで解説されているところも嬉しいですね。攻めのセンスを養いにくい振り飛車党のニーズをがっちり捉えています。