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マリア様がみてる キラキラまわる (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)

価格: ¥460
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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由乃が一部の間でゲロ薔薇と呼ばれるようになった巻。 ★★☆☆☆
由乃は好きですが、いくらなんでもこれは酷い・・・と思った話です。
山百合会メンバーは今となっては大人びていてしっかり者ぞろい
瞳子までもがキャラ改変され、優秀で姉に迷惑をかけない無個性なクールキャラと
化してしまった今、話を盛り上げるトラブルメーカー的な役割が由乃だけになってしまいました。
ちゃんとキャラの性格を掴んで役割配分せず、クールで大人しくてしっかり者の穏便派キャラ
ばかりにしてしまった今野先生の落ち度だと思います。
バランスをとるために由乃一人だけが我侭で子供っぽくするのは分かりますが
山百合会を引っ張っていく筆頭としてはあまりにも相応しくない、小学生でもやらないような
子供じみた行動をさせたことに目を疑いました。
祐巳を神聖化して持ち上げたいのは分かりますが、由乃をここまで犠牲にするのはどうなんでしょう。
今野先生はバカな子ほど可愛いという風に由乃を幼稚化させているのかもしれませんが
読んでいて痛々しいです。由乃の極端な精神年齢の低下
そしてしっかり者そろいで自分たちから揉め事を起こさない穏便派な山百合会で
面白い話を作っていくのは無理でしょう。

せっかくスールになったのに ★★★★☆
今回は遊園地のリベンジの話でしたね。
いろいろな細かいエピソードは面白かったけど
せっかく前回プティスールができたので
そこの話が読みたかったなぁ、と思いました。

この作品は祥子様が卒業した後はどうなるんだろ?とふと思いました。
というのも、今回はなんとなく別れを背景に置いていたような
さびしい印象を受けたので・・・・
仲間たちとの素敵な時間 ★★★★★
素敵な物語で、サブタイトルのキラキラまわるの通り、私もキラキラと素敵な時間を過ごしました。展開も飽きさせないし、テンポも良く、一気に読めます。個人的に令ちゃん、かっこ良すぎ。しびれました。今回はコメディー要素あり、しんみりしたり、癒されたり、いろんな気持ちになれる巻です。次も楽しみです。
“マリみて”は、ふぁんたじーだったのか! ★★★★★
今野さんがあとがきで、「この世界、現実とちょっとちがう」と思ったらファンタジー小説でいいんじゃ
ないかな、とか書いているのでビックリした。
さすがに、自分で“乱暴だけど”と続けているが‥。
今までそんな風にかんがえていなかったので、本当に、しつこいがビックリした。
でも、最近の若いひとにはあまりに現実と違いすぎるのかも知れないと、納得するとともに、過ぎた
時代への一抹の郷愁が胸にひろがる。

さて、今回は三薔薇姉妹と蔦子さんに笙子、瞳子に加奈子、そして柏木さんと祐麒という12人に及ぶ
大デレゲーションで遊園地に突入、大パノラマ劇が展開する。
それぞれのペアが持つそれぞれの事情が浮き彫りにされる、本当に舞台演劇を見るような楽しい物語
(ファンタジー)になっている。
 それぞれのストーリーにそれぞれの味。
 いつもながら読ませてくれるが、今回は蔦子さんが良い。

あ、そうか。
舞台が遊園地だったから、あとがきがファンタジーなんて話になったのかな?

キラキラせつない時間 ★★★★★
キャラクターが沢山でてきて、今回の話はよかったです。
エピソードなどもバランスが良かったです。

そして最後はしみじみと感動です。
キラキラひかる花火をみながら・・・。
今日の日を、皆ずっと忘れないだろう・・・、と。
キラキラひかる十代はあっという間ですね、儚くも美しいです。

そして今回は卒業直前の祥子様との思い出作り、という感じがします。
寂しいです。グスン(';ω;`)

ちなみにサイン会に行きました。
今野緒雪先生は黒のベリーショートで、
すごく上品な方で感激しました!素敵でした!
「ごきげんよう」とおっしゃられても
なんの違和感もありませんでした!
ひびき玲音先生は茶髪のセミロングで、
気さくそうなきれいな方でした!
お二人はけっこう歳の差があるようでした。
最近メル友になったのもなんとなく?納得です。

とにかく今野先生のオーラに感激ですwww