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秘本三国志〈4〉 (中公文庫)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:陳舜臣/著 出版社名:中央公論新社 シリーズ名:中公文庫 ち3-49 発行年月:2009年07月 関連キーワード:ヒホン サンゴクシ 4 チユウコウ ブンコ チ-3-49 ひほん さんごくし 4 ちゆうこう ぶんこ ち-3-49、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622 天下を制するのは、すでに曹操と袁紹に絞られた。曹操のもとに亡命していた劉備は、曹操との密約に従い、袁紹陣営に走る。官渡の戦いで袁紹軍に勝利した曹操。一方、荊州に拠った劉備は、権謀術数の士を求め、「三顧の礼」をもって、軍師に諸葛孔明を迎える。
三顧の礼…って、陳さん手抜きすぎ!? ★★★★★
1982年8月文春文庫から出版されたものの新訂中公文庫版。初め手に取ったときオビに『「三顧の礼」をもって、劉備は諸葛孔明を得た。』と書かれていたので、おお、早速感動の場面に出会えると思っていたら、なんと後半2ページ弱、しかも実際の三顧の礼の様子はほとんどといっていいほど書かれていない。「これが有名な三顧の礼である」だけじゃ、初心者はなぜ諸葛亮は会おうとしなかったのか、また劉備はなぜ会えなかったのかが解からない。そのくらい、今回は劉備側の動きがほとんど記されていない。劉備が造反したのが今までの劉備像を壊してくれて楽しかったりする。主に袁紹・袁術の対立が詳細に述べられているのは稀代ものである。また孫策の暴れん坊が亡くなり孫権が立つ。曹操は烏垣族を蹴散らす。1〜3巻まではほとんど無かったのであるが地図がかなり多く詳しく載せられているので情勢を把握するのにとても良かったと思う。ひとつ気にかかったのは五斗米道は「今を生きるにはどうしたら良いか」ということに思考が集中しているのに対して、仏教は「死後の世界観、また死に対する姿勢」があるという違いに関して陳氏の得意分野が吐露されているのに深く感銘を受けた。
袁紹を倒し、孔明を得て物語はクライマックスへ向かう! ★★★★★
なぜ呂布は滅んだのか?
なぜ劉備と関羽は曹操と袁紹陣営に分かれたのか?
なぜ劉備は劉表陣営に身を寄せたか?

曹操と劉備という互いに違ったゴールを持った二人が、共通の敵を倒すために裏で通じていた
というこれまでにない設定のもと、しっかりとした納得感のある推察の元に物語が展開する。

そして、いよいよ曹操は宿敵袁紹を倒し、劉備は諸葛孔明を得て、三国志最大のクライマックス
へ進んでいく!
『秘本三国史』(1/2/3/4/5/6) ★★★★☆
実はこうだったのではないかという大胆な想定を元に書かれた内容でした。
曹操と劉備の密約、新興宗教と三国史世界の結び付きなど歴史に埋もれた可能性を提案しており、ifとは一線を画する内容だと感じられました。
そういった点で個人的には高く評価できる作品だと思います。