細木数子先生の久しぶりの新刊です。本書は平成15年に発売された「六星占術心の常識」の大改訂版です。内容も本当に大きく変わり今の世の中について書かれています。 こころの作法。これは今の日本人が完璧に忘れかけていることであると私は思います。本書には人生の土台部分の大切さが書いてありますが、この土台部分とはなんであるかというと「人間は生かされている存在である」ということです。結局この心がすべての出発点なのです。宇宙の神への感謝の念も自分のご先祖様に対する感謝の念もこの土台部分なくして抱けるはずがありません。はっきり申し上げてこの思いを抱き始めた瞬間からあなたの人生は変わり始めます。本書を読んでいただければわかりますがある一家の話が書かれていて、細木数子先生が常日頃から口を酸っぱくして申し上げている先祖供養もきちんと実行し神棚もお仏壇もお祀りされているとのことです。そのおかげで今は絵に描いたような幸せな生活を送られているそうです。 私が本書「こころの作法」を読み感じましたことは、こころの作法というものは結局偉大な存在への感謝の念です。先ほども申し上げたようにこれはあなた自身を再生するパワーなのです。