イタリアンに挑戦したくて購入しましたが、初心者の私には当たりの本でした。
イタリアンは難しそう、ハーブ使えるかな、などど思っていましたが、この本に載っている料理を何点か作るうちに、
あれっイタリアンて意外と簡単？などど思えてきました。

載っている料理は全体的にシンプルで、特別な材料も不要です。
作った料理の中では、いわしのパン粉焼き、チーズとパセリの香りカツ、牛肉のソテーレモン風味、いかの白ワイン蒸し、
とても簡単で、日々の食事に取り入れやすいです。

私の一番の収穫は、この本を買って美味しいラザニアが作れるようになったことです。
２時間ほど煮込んで作るラグーを使うのですが、ああっ作って良かったーと思える満足感があります。

これまでにたくさんの方がレビューに書いてらっしゃいますが、材料、作り方とも本当にシンプルで◎です。1冊の料理本の中に、これほど作ってみたいと思わせるレシピが載っているなんて、私にはさまざまな点でツボでした!しかもこのお値段。コストパフォーマンスの素晴らしさに感動しました。オールカラーで読みやすく、私自身は作るに当たり特に問題ありませんでしたが、手順が文章のみで説明されているので、料理自体殆ど経験のない初心者の方には、少々つらいかも知れません。

味にパンチがありません。スパゲッティも、アンチョビを使うのはただでさえ塩分が高いのに、さらに塩だけで味付けなので、これは？って思い食べたけど後で胡椒をたしました。
食材は手ごろには入手できる、ここが１つ星かな、

簡単に手早く作れて、しかも豪華でおしゃれなメニューがたっぷり載っています。
いつも使っているような、普通の食材が、簡単にお洒落なイタリアンに変身してしまうところに
感動しました。
料理の幅が、かなり広がります。
パスタメニューやリゾットも充実。
手順も写真付きで、わかりやすいので不安がありません。
巻末にイタリアン食材ガイドがあり、よく使うハーブ等が掲載されています。
とても親切という印象の本です。

題名どおり、シンプルなレシピがいっぱいです。
味の決め手は、ハーブと野菜。
これさえあれば、いつものパスタ・その他の料理が
より本格的になる事を知りました。

日本でいう”だし”が、イタリアでは”ハーブ”なのでしょうか、
あると無いのではまったく美味しさが違う!　
勉強になりました。