さようなら、Mr.ローリー。俺たちはあんたのことを忘れない
★★★★★
前巻に引き続き、まだまだ続く暴露番組。
前半から中盤にかけては、殺人事件の真犯人探しとその真犯人との知能戦が、後半では弥鱈立会人のすさまじい死闘が収録されており『嘘喰い』の二つの魅力が十分に詰まっている巻だと思います。
暴露番組編のラストは次巻、12月にお預けです。はたしてオッシーの運命や如何に!?
相変わらずさりげなく伏線が散りばめられていて単行本でまとめて見ないと、それがどこだったか分からないことが多々あります。なので毎週本誌で読んではいるのですが、『嘘喰い』は単行本が待ち遠しい漫画のひとつですね。
殺人事件の真犯人なのですが、おそらくこいつはこの作品の中でも顔芸のバリエーションの多さがトップクラスだと思います。見ていて飽きませんでした。
そしてあとがき漫画「取り立て人 夜行妃古壱」はまたもや前巻に引き続き、本編において不幸な目に遭う立会人がコーヒーを勧められてしまいます。
本編のラストから遡って4ページ目の弥鱈立会人が某マソソソ・マソソソのVo.にしか見えない。