収益改善 絶対できそうな気にさせる本だ
★★★★★
原価の事実をつかめ、ということか。
あるべき姿や、標準など言葉に引きずり廻される前に、実際の原価を把握するところから全てが始まる。
普通は把握した原価=コストを涙ぐましい努力で低減する方向に持っていくが、著者が提唱するのは高く売る作戦である。
自社製品の魅力を100項目挙げるのだ。
頭から汗が噴き出すほど考えるのだ。
この努力なくして高く買っていただけると思ってはいけない。
儲けること=利益のあること、であり、お客さんが価値を認めるからこそ、その価格で買ってくれるのである。
その価値を考えて、考えて、考え抜いて、お客さんに提案するのである。
市場価格がどうの、お客が我儘のと言い訳、泣き言はく前に、必死で高く買っていただける努力をしよう、というのだ。
大いに共感!
西田さん!勇気いただきました。