それから、11年の歳月が流れキャシーは19歳になっていた。
ある日、ハワイにハンサムなイギリス人の男性がやってくる。キャシーと彼ジャリドは惹かれあうが、ジャリドは少年時代に父親を殺された敵をとるために、キャシーの父親を追ってきたのだった。
父親をフランスへ逃がしたキャシーは、自らもフランスへ行くことを決めジャリドと共に船でヨーロッパへと旅立つ。
惹かれあい、求めう二人。船上での戦いの日々が始まった---
歴史ものの海洋ロマンスは独特のロマンティックさがあっていいです。
南国の雰囲気120%の熱いロマンス作品です。
主人公たちも魅力的。主人公キャシーは美しい島と馬を愛する勇敢な娘。(お決まりのパターンで気が強いです、がとても優しい子です)父を追ってきた仇敵、イングランドの公爵ジャリドと同行する決心をします。(彼もアイリスのお決まりのごとく、不敵で魅力的な美青年です)ヒロインが、当たり前の美人でないところがいいんですよねー。
アイリスのヒストリカル作品はまだまだあるそうなので、本当にどんどん翻訳してほしいです!!