菊とお父さん
★★★★★
丸木節絶好調。「黒い傷痕」以来の実用度の高さかと。
よだれとか、白目を剥いて気絶しちゃったりとか、男性向けっぽい描写が人を選ぶ感はありますが、
ジメっとした工口を求める方には自信をもってオススメできる一冊。
今回のテーマは父子相姦。
年の差17歳。
お父さんの清一さんは、親友の忘れ形見である8歳の徹雄くんを跡継ぎとして引き取り、17歳まで掌中の珠のように育てるが、とある一件で逆上。
「跡継ぎでないお前などいらん!これまでの恩は身体で返してもらおう!」
というわけで徹雄くんは財閥の御曹司から、当主の愛妾へと転落し、毎晩やられまくり。
秘密倶楽部に拉致られて阿片混じりの媚薬塗られて浣・腸されてねじ込まれた初夜はベタだけど美味しかった。
そして、裏テーマは巨・根。
男盛りのお父さんですが、お道具がすごいんです。
亀さんはつややかな李(すもも)だの握りこぶしだのと描写され、著者自身の手によるイラストも、徹雄くんの腕くらいあるの!
なのであえぎは基本「ひぃ!あひぃ!んひぃ!」系から入ります(もちろんすぐ気持ちよくなるけど)
変に段取りをつけることなく、ストーリーに従って、ひたすらがつがつがんがんやってます。
大好きな前・立・腺についてはこりこり、ごりごり、ごりり、ごりゅごりゅと、相変わらず擬音が豊富〜
ぐちゃぐちゃぬちゅぬちゅ、ぐちゅ、ちゅぶ、ずぶり、ばちゅんばちゅん、どぷどぷ、じゅわわっ・・・擬音クイーンと呼びたい。
明治〜大正頃でしょうか、穴は菊花、菊座、菊門、とにかく菊です。
声を出せないように手ぬぐいを突っ込まれて「んふぅ!」系の鼻で喘いでた回が一番色っぽかったかな。
売れっ子芸者だった母譲りの美貌と淫乱さにだんだん虜になっていくお父さん・・・長生きできなそう。
発情していないときに読むとしらけるくらい全編工口なので、バイオリズムと相談して読む日決めた方が楽しめるかも。